送り出しパトロール 横浜保全管理全域(厚木営業所)
ブリーフィング内容
1.視界が悪い中でも確実に安全運転を遂行する為に
(助手席の役割、指差呼称、コメンタリー運転、右左折時ルール)
視界不良(降雪・凍結・濃霧・降雨・夜間・逆光等)の状況下では、運転者単独の認知には限界があるため、運転者+助手席(同乗者)の2名でリスクを潰す運用を徹底する。
(1)助手席者の役割
・走行中は「安全確認補助」に徹し、スマホ操作・資料閲覧等の注意散漫行為をしない
・交差点進入時、右左折時、合流・車線変更時、後退時は、運転者に代わり死角側の監視を優先
※危険要因(歩行者・自転車・バイク・横断者・対向右折車・除雪車・路面段差等)を認知した場合は、短く明確に声掛けする
・判断に迷う場合は、進行を急がせず「止まろう」「いったん様子見」と停止判断を後押しする
(2)指差呼称の実施
・発進前/交差点進入前/右左折前/車線変更前/後退前の節目で、運転者・助手席者ともに指差呼称を行う
(3)コメンタリー運転
・運転者は「見えている情報」「これからの操作」を口に出し、思い込み運転を防ぐ
・助手席者は運転者の発言内容を補完し、抜けがあれば指摘する
(4)右左折時の基本ルール
・横断歩道・歩道部は「歩行者/自転車優先」を徹底し、先に渡らせる
・左折時→一時停止
※死角に入った可能性がある場合は、進行せず再確認
・右折時→最徐行
※対向車の速度・右折開始のタイミングを焦らず、無理に行かない
2.DR完全設置・稼働状況の適宜確認について
(1)運行前チェック(出発前)
・電源ON、録画開始表示、日付時刻、カメラ角度(前方・車内・後方等)を確認
・SDカード容量/エラー表示の有無を確認(満杯・異常表示があれば交換)
・取付状態(外れ・配線ゆるみ・吸盤脱落)を確認
(2)運行中チェック(節目で確認)
・休憩時や現地到着時に、録画継続表示の有無を確認
・走行振動で電源が落ちやすい機種の場合は、特にこまめに確認する
(3)運行後チェック(終了時)
・未稼働時間が無いか、停止していないかを確認(内勤)
(4)未稼働・不具合発生時の対応
・その場で再起動・接続確認・SD交換等を実施し、復旧を試みる
・復旧不可の場合は、上長および関係部署へ即時連絡し、必要に応じて代替車両・運行中止を含め判断する
※「後で言えばいい」「今回だけ」は禁止。判明時点で報告する
3.運行経路、反転路、他各自の待機場所の確認
(1)運行経路
・出発前に、目的地までの経路(高速利用/一般道、降車地点、駐車位置)を確認
・交通規制・通行止め・積雪による迂回可能性を踏まえ、代替ルートも用意する
・「曲がり損ねたら無理に入らない」ことを徹底し、次の安全な地点で回避する
(2)反転路
・現地到着前に、転回可能地点(幅員、路面状態、交通量、視界)を確認
・反転が難しい場合は、無理な切返しをせず、誘導者配置や別地点への変更を含め見直す
(3)待機場所(自分・他班)
・待機位置は、一般車の動線・死角・バック動作が発生しない場所を優先
・待機場所・入替順・合流タイミングを事前に共有し、現地での混乱を防ぐ
・待機中も「ハザード」「駐車向き」「離脱経路」を確認し、発進時の危険を減らす
4.資材積み込み、車両準備
運行前の準備不良は、現地での焦り・追加移動・無理な運転につながるため、積み込みと車両準備を“出発条件”として確実化する。
(1)資材積み込み
・必要資材をリスト化し、積み込み完了後に再チェックする(内勤にてWチェック)
・固縛(ラッシング)・養生・扉ロックを確認し、荷崩れ・飛散を防止する
・視界阻害(後方視界・ミラー死角増大)が無いか確認する
(2)車両準備(運行前)
・外周チェック(タイヤ・灯火類・ワイパー・ガラス汚れ・ナンバー視認性)
※融雪剤・凍結対策・視界確保(ガラス内外の曇り/雪)を実施
・忘れ物防止(鍵、免許証、金券類、連絡先)を確認
※P券の管理も徹底
【所見】
・厚木営業所 宮本所長
横浜管内では昨年度より雪氷対策業務を実施しております。規模が大きく、メンテ様からの要請後に、人員確保・車両手配・検定者および運転手の振り分け・配置箇所の確認など、多岐にわたる対応が必要となります。
さらに、現地に配置して終わりではなく、通行止め範囲や計画変更のたびに、班の再配置や分割、混合などを行うことも多く、状況が非常に読みづらいのが横浜管内の特徴です。
そのため、現場職員ならびに本部内勤に大きな負担をおかけする場面もありますが、冬季はまだ続きますので、引き続き皆で協力しながら乗り切っていきたいと考えております。
今回の対応で得た課題や反省点を活かし、次回に向けてより良い体制を整えてまいります。
また、予定を大幅に超過する拘束時間となる中、ご協力いただきました皆さまに改めて感謝申し上げます。
・安全課 坂本課長
視界不良を前提に、助手席の安全確認補助・指差呼称・コメンタリー運転を徹底し、「迷ったら止まる」という判断が現場で確実に実行できていました。あわせて、DRの稼働確認、運行経路/反転路/待機場所の事前共有、資材積み込み・車両準備の事前完了により、現地での焦りや無理な動作を抑え、事故リスクの低減につながったと評価いたします。
また、厳しい寒さの中、遠方から応援に駆け付けていただいた各営業所の皆さまには、本社安全部として心より感謝申し上げます。当社の強みは、全国スケールで相互に支援し合い、必要なときに確実に現場対応できる体制にあります。また内勤が責任感を持って現場に赴き、誠実に対応する姿勢は、当社の信頼そのものであり、そこに対しても改めて感謝申し上げます。
・厚木営業所 中島主任
土曜朝から少しずつ降雪していて、夕方には細かい雪が継続的に降雪してました。
いつでも出動要請がありそうな感じで皆も緊張しておりました。
待機の時間では各ポジションの職長(厚木・沼津)や内勤が規制図やマップで入念に説明を行いました。
失敗できない業務ですが通行止めをしたことのないメンバーもいたので、説明する事が多くなり現場サイドに負担を掛けたと思います。
ですが今回のメンバーは、しっかりと乗り越えて下さいました。
確認事項や経路確認を怠らずできたのは逆に緊張感があった事が良かったのかもしれません。
応援メンバーやそこに携わる厚木メンバーを見て改めて確認に時間を要することの大切さを感じました。
普段の現場で緊張感を維持することは難しいかもしれませんが事故を起こさない為にも確認の大切さは忘れずにいてほしいと思います。
また自分自身も3Hの際に説明に時間を要する事、不安事項を解消するためのフォロー強化に努めようと思いました。
【参加営業所】厚木・沼津・名古屋・名古屋西・岐阜・諏訪・飯田・松本
・新堀チーフ
今年度初めての雪氷対策となりましたが、土日ということもありオーダー数まで人数をそろえることに難航致しましたが、各支社の協力を頂きなんとか人数をそろえることが出来ました。ご協力をいただいた各支社の方々にお礼を申し上げます。
班数が多いため応援隊員の方に責任者をやっていただかなければならない箇所もいくつか発生してしまいましたので、送り出し時に反転路や現場の形状危険なポイントを各班ごとに説明をしリスクの軽減を行いました。
今回の雪氷対策は長丁場となり管理側の私達にも反省点がいくつか残りました。今後は今回の反省点を生かしより良い管理体制で臨めるようにしていきます。
パトロール実施者:厚木営業所 宮本所長
片上係長
新堀チーフ
中島主任
安全課 坂本係長
日時:2026年02月07日 12:00~16:00
天候: 天気 雪 気温 3 ℃ 湿度 65 %
教育対象者:11 名