安全パトロール 阪神高速道路4号湾岸線下り線ランプ規制(西宮営業所)
ブリーフィング内容
所感
現場は阪神高速4号湾岸線下り線、インターのランプ規制になります。
出路開始部分はカーブが続き、一般車も速度を出したまま進入してくることが予想される。
今回、他社にて本線作業中の警備員が亡くなった事故を踏まえ、
①正対作業の徹底
②指差呼称の励行
③監視員の絶対配置
について指導を行い、パトロールで確認する旨を現場職員に伝えた。
ブリーフィング時から規制の役割付与は細かく指示されており各現場職員内容も理解していることが伺えた。
現場基地内においても資材準備・使用する標識車の点検確認も警笛等を使用しての点検状況も確認。
規制出発前までに各隊員コミュニケーションを取り、現場職員間の連携も良好。
朝礼後に、お客様と再度出発前に役割・作業内容を打合せし規制へと出発。
規制設置に関して
【良好点は】
①ETCゲート通過時、指差呼称をしていたこと
②上流への意識は前回よりも更に向上していたこと
③テーパー部作成時、全員で連携しながら作成し、スムーズに完了したこと
④使用する資材の取扱いが改善されていたこと
⑤発炎筒投下時、延伸車の乗員全員で投下された発炎筒を目視して、「発煙筒よし」と行なっていたこと
が挙げられる。
【改善点としては】
①指差呼称の浸透の差が職員間で開いている。(今回意識が弱いと感じたのは1名)
②作業に移ることに頭が先行し、夜光チョッキ未点灯の状態で1名作業していた(声をかけ、即是正)
③ガード車のミラーを格納しないまま降車していた(状況を説明し、ミラーを格納させた)
④テーパ作成時、開放車線側にはみ出しそうな場面があった(パト振り返り時に現場隊長と確認し、該当職員に指導)
④継続課題である降車時の5秒ウェイト(まだまだ意識付けが必要)
ことが挙げられる。
今回は、3点に絞り設置パトロールを実施。
前回から改善されている項目もあるが、まだまだ継続課題として残る改善点も多い。
日々の規制作業でどうしても「慣れ」の部分が出てしまったり、意識が弱くなる部分もあるかもしれない。
そうならないよう、日々の意識付けや現場に足を運び、しっかりと改善点を克服し、良好点を増やしていけるよう
現場職員とともに日々励んでまいります。
パトロール実施者:西宮営業所 朝賀 主任
日時:2025年05月14日 00:00~01:30
天候: 天気 晴 気温 15 ℃ 湿度 49 %
教育対象者:5 名
(システムチーム 中泉)