支社長パトロール 中央自動車道上り線車線規制(諏訪営業所)
ブリーフィング内容
◎職長より
・本線規制初日の為、慌てず、焦らず、矢板の向きなど一つ一つ確認しながら作業を行う
・発炎筒の取り扱い注意、やけどしないように火口の向きに気を付ける
・車両運転時は交通事故に要注意。自転車・歩行者の巻き込み、店舗に出入りする一般車の動き等に注意
・延伸の設置・撤去でコーンを落とさないように注意、万が一落としたら即笛で合図を
・車線横断や非常駐車帯から離脱する時は、十分な車間をとる
●内勤より
・3H現場のため、多少時間はかかっても一つ一つ丁寧に仕事すること
・運転指差呼称と、コメンタリー運転の徹底
・ドライブレコーダーの稼働確認
・火災予防週間の周知と発炎筒の取り扱いへの注意喚起、
消火グッズを忘れずに、確実な消火確認、防火バッグの使用
所感
*パトロール実施概要
・車線規制の初日(3H)かつ島規制であり、
規制に慣れない職員も多い為、設置同行パトを実施。
主に規制作業を久しぶりに行う現場職員と、
新人さんに向けて都度指導を実施。
【指摘・指導事項】
◇移動時
・ドラレコの録画を確認
・コメンタリー運転について、交差点にて「歩行者なし」の発声を確認
・助手席者の役割について、左折時の巻き込み確認と左方からの車両の有無について
指差呼称実施を確認
・車内の整理整頓について、乗降の妨げにならないように積載するよう指導
◇規制設置時(その場での指導)
・指差呼称について、できていない場面があり指導(標識設置・矢板設置時など)
・ブラケットの取り扱いについて指導
・標識の受け渡し時の声掛け作業について指導
・追い出し誘導:旗の振り方と動きについて指導
・上流監視員の動き方について指導
◇保安時
・テーパー保安の立ち位置について
・アゴ紐が緩い職員に注意と指導
【良好点】
・朝礼のブリーフィングに3H(初日)の内容が大きく盛り込まれ、事前に注意喚起がなされていた
・車線規制初日ではあったが、大きなトラブルはなく設置作業は滞りなく完了
・テーパー設置の場面では、一度全員で打ち合わせを行い、
発炎筒設置時はベテラン職員が一本目を焚き、慣れない職員へレクチャーしている様子が伺えた
・テーパー部、及び2島の矢板設置時など、正対作業が出来ていた
・各資材への飛散養生を確認
・始まったばかりの現場だが、近藤隊長とお客様とのやり取りが良好でスムーズであった
【村上支社長 コメント】
ICの島規制となりますがアイランド部分の伐採が進んだことで
合流時の見通しは改善された箇所とはいえカーブがきつく見通しの悪い場所となります。
3島に関しては張り出し量も適正で一般通行車両への配慮が感じられるものでした。
朝方に霧で規制開始時間の変更があったとのことでしたが
作業ノルマについては問題なく進行できているとのことでしたが、
これからの季節については高頻度で発生する事象となりますので
無理をせずにお客様と相談しながら安全作業を行える現在の環境が非常にありがたいと感じました。
まずは年内で一区切りとなりますので無事故で終えられるように我々も協力して参ります。
【赤羽主任 コメント】
車線規制初日、かつ規制作業を久しぶりに行う職員や新人がいる状況でのパトロールとなりました。
いつもより指導に時間を割き、助言等も行いましたが、現場の対応力と隊長の事前準備は概ね良好でした。
移動時においては、交差点でのコメンタリー運転や助手席者の指差呼称など、
安全運転への意識が確認できました。
規制設置においては、発炎筒設置時のベテランによる実地指導や、
テーパー部での正対作業など、全体的に高い安全意識を感じられました。
しかしながら、指摘事項として挙げた「指差呼称の抜け」(標識・矢板設置時)や「アゴ紐の緩み」は、
最も基本的な安全動作が不十分なため、送り出し教育やパトロール時に継続して確認・指導を行います。
今後も良好な顧客関係を維持し続けるためにも、事故やトラブルを未然に防ぎ、
安全品質の向上に努めてまいります。
パトロール実施者:長野支社 村上支社長
諏訪営業所 赤羽主任
日時:2025年11月04日 07:00~11:30
天候: 天気 晴 気温 2 ℃ 湿度 50 %
教育対象者:6 名
(システムチーム 黒野)