営業所パトロール 甲府市相生2丁目 片側交互通行規制(諏訪営業所)




ブリーフィング内容


*隊長より
 ・現場初日で土地勘もないため、慌てず丁寧な仕事を行うこと。
 ・現場は市街地で交通量もわからないため、開始前に現地にて再度打ち合わせを行う。
 ・西側は信号のない交差点を絡んだ3方向の片交になります。
  目視できないので、コントローラー役は指示と補助をしてください。
 ・我々が停める駐車場までの道が狭いの運転には十分気を付けること。
 ・わき道多数あり。周囲をよく確認し、バイク・自転車・歩行者などには十分注意すること。
 ・東側の片交は目視できると思われるので、必ず目視での確認の上、通行させること。

*内勤より
 ・先ずは現場まで、無事にたどり着けるように、
  指差し・コメンタリー運転の徹底をしてください。
  また、下道ルートの確認をお願いします。
 ・現地では、代理人さんとよく打ち合わせを行い、
  作業手順や先方との連携についてよく確認をお願いします。
 ・特殊な誘導(規制)形態です。東西の片交チーム同士で無線が被らないようにしつつ、
  それぞれのポジションで連携が取れるように、
  隊長に情報を集約する等して、スムーズな現場運営をお願いします。
 ・久々の街路現場という方がほとんどです。
  開始前に現場でシミュレーションを行い、不備のないようにしてください。





所感


市道の片側交互通行2ヵ所と、通行止1カ所を同時に実施、
規制資材は先方用意、設置も基本先方が行い、我々はあくまで誘導がメインという現場。
資材に関して、看板に鉄ウエイトを使用していたため、
飛散対策で当社の土のうウエイトやカラビナワイヤーの使用を提案しましたが、
「そこまでしなくて良いです」との回答でした。
西側の市道(代官本通り線)の片交を甲府メンバーで対応し、
東側の市道(春日本通り線)および通行止対応は諏訪メンバーで対応。
隊長が各ポジションとのパイプ役となり、全体を統制し指揮しておりました。




【指摘・指導事項】
 ・旗の振り方(基本動作):ストッパーの現場職員に対し、
  ドライバーへの明確な意思伝達のため、旗の振り方について再レクチャーを実施した。
 ・迂回路の説明:通行止め対応の新人職員に対し、ドライバーに対して、
  迂回路の説明や対応がスムーズに行えるよう、方法や注意点について具体的に指導した。
 ・歩行者への対応:歩行者や自転車から「通行止区間を通れるか」という問合せについて、
  丁寧な説明や、注意を呼び掛ける声掛けについて指導した。
 ・トラブル対応:新人職員に対し、現場での予期せぬ質問や苦情、事故の初期対応など、
  トラブルが発生した場合の適切な対応手順について教育を行った。
 ・近隣住民への対応:クレームやトラブルを防ぐため、身だしなみを乱さないことと、
  直接話す場合は丁寧な口調で対応をするよう指導。

【良好点】
 ・誘導の安定性:西側の甲府メンバーはベテランが多く、
  経験に基づいた安定した誘導が実施されており、現場に落ち着きがあった。
 ・現場内教育の徹底:職長が新入職員に対し、
  具体的な誘導方法のOJT(現場内指導)を積極的に行っていた。


現場は想像していたよりも交通量が少なかったこともあり、全体としては落ち着いた誘導ができていました。
交通誘導の基本(旗の振り方)から、現場特有の対応(迂回路説明、歩行者対応、トラブル対応)まで、
熟練度に応じて具体的な指導を実施しました。
市街地の現場は、車両だけでなく、歩行者・自転車対応が安全管理上の主要な焦点となることを再認識しました。
これまでほとんどが高速道路の現場だったため、新人・ベテラン関係なく、
この点を重点的に指導していく必要があると感じました。







パトロール実施者:諏訪営業所 赤羽 主任
日時:2025年11月17日 08:00~10:30
天候: 天気 晴 気温 10 ℃ 湿度 78 %
教育対象者:9 名
(システムチーム 黒野)