設置パトロール 国道2号線下り線追越車線規制(神戸西営業所)



ブリーフィング内容


【隊長より】
・運転手は車両の移動が無いときは上流監視をお願いします。
・テーパー設置時、信号が赤になったタイミングで合図を送るので、合図が出てから車線変更を行う。

【内勤より】
①運転手は、4点ルーティンと5秒ウェイトを確実に実施する事。
②規制設置時は交通量が多い為、正対作業と逃げ場の確保遵守で作業をお願いします。


所感

当該現場は2年ぶりの現場で、神戸西営業所としては初めてであり、3H(初めて・久しぶり)に該当の為、設置パトロールを実施。
当該現場のある国道2号線は4車線道路で車幅が広く交通量も多い危険度の高い路線になります。
大型トラックの利用者も多く死角ができやすい為、作業者と上流監視員は中分側で逃げ場の確保の徹底で、命を守る事を優先し作業に臨みました。



設置作業においては、上流側より高速接近車両が多い状況であったが上流監視員と声掛けを十分に行いながら、基本動作の実施にて作業ができていた。
また、テーパー部での車線変更についても、赤信号のタイミングを利用して安全に実施しており、運転手も5秒ウェイトおよび停車時4点ルーティンを行ったうえで上流監視を徹底していた点は評価できる。
一方で、作業車両流入後に車両がすぐ下がったり位置変更を行う場面において、対応が遅れる場面が見られた。
今後は作業車両の挙動により注視し、変化に対して迅速に対応できるよう指導を行った。



【総評】
全体として、上流側の危険性が高い状況下でも基本動作が徹底されており、上流監視・声掛け・5秒ウェイト・4点ルーティンなど、重要な安全行動が確実に実施されていた点は大変良好であった。
一方で、作業車両の位置変更時に対応が遅れる場面が見られたことから、車両挙動への注意力をさらに高める必要がある。
今後は立哨の際、現場状況の先読みを意識する事で、より安全性の高い規制作業を実現できると考えます。
引き続き基本動作の精度を維持しつつ、立哨時の能力を高めお客様に安全を提供できるよう指導して参ります。


パトロール実施者:神戸西営業所 川元 副主任
日時:2025年11月19日 21:00~23:00
天候: 天気 晴 気温 9 ℃ 湿度 80 %
教育対象者:2 名
(システムチーム 中泉)