設置パトロール 東名高速道路上り線2/3走行規制(厚木営業所)




ブリーフィング内容


□各員の配置箇所と作業手順の説明

□先頭固定時間は10分間だが、慌てることなく一つ一つ確実に作業する

□つの出しテーパー部以降の平行部は、
 4班に分かれての延伸作業となるので接触に注意

□追い出し班は、東京TB出発~4.0KPまで時速80㎞走行。
 その後は最終車両に追随。1.5KPから徐行で進む。




所感


【吉田係長 コメント】
この規制は、東名高速道路上り4.0KP~1.2KPまでの第一+第二走行規制の中に
1.5KP~1.35KP間の両矢でのつの出しテーパーと
1.6KPからすりつけ部を作り、22時からの先頭固定にて
1.6KP~1.5KP平行部の撤去と両矢の矢印の向きを変えて、1.2KPから
資材車4台に分かれて5mピッチでの平行部延伸コーン設置を徒歩での作業となっております。
徒歩での延伸設置ですが、10分間という時間制限がある中慌てずに丁寧な作業が出来ていたと思います。
また、各車両右左位置をずらしての設置にて接触に気を付けての
作業・先頭固定中とはいえ周りの状況にも気を付けて
上流への意識を持った作業が出来ており良好。
このような舟形の島規制設置というのはなかなか経験できるチャンスが無いので、
今回この規制に携わった現場職員さんは良い経験になったと思います。
今年度の東名集中工事規制班は複数の営業所の混合が非常に多く現場職員さんには
多くの負担を強いる事となっています。
今回の規制も厚木・横町・札幌・江別・港北と5つの営業所の混合チームですが、
しっかりとしたブリーフィングと準備にて本番に臨み、
不備なく設置できたのは良かったと思います。

【中島インターン コメント】
この規制は集中工事2日目にして、今年度の規制で最重要ポイントの規制でした。
何せ、1車線上に設置する船形形状の規制としては20年余りぶりの取り組みで、
現場職員は経験したものがおらず、過去に危険と判断されてなくなった掛け方でした。
今年度の集中工事規制調整会議の第1回目時点からこの規制形状ができるのか、
危険は承知の上でどこまで対策し一般車、従事者が安全にできるかが課題でした。
また交通量が多い場所且つ東名から首都高に接続のポイントで交通集中が起こるので、
東京TBからの先頭固定において約10分で規制設置できないかとお願いされました。
規制方法としては上記で吉田係長にご説明いただいた通り、2車規制の中に擦り付け部と船形テーパーを作り、
先頭固定中に切り離し及び切り離し後の延伸を5mピッチで約700m、
コーンが片側だけで140本並ぶ形状を作り上げるものでした。
これを1車線の両側に10分以内に設置するのは容易な事ではないので対策を考える必要がありました。
結果、私がお客様と現場隊長・職員に立案したのは時間の掛かる延伸部分を4班で設置、
1班あたり約350mで70本のコーンを歩いて並べる方法でした。
これにあたり、切り離し班1班と延伸部4班で総勢18名の職員さんが携わる規制になりました。
その皆さんが先頭固定中にそれぞれの役割を素早く遂行することにより
無事におよそ10分の時間内に見事に作り上げることができました。
皆さんの理解と動き、また隊長の指示に感謝です。





パトロール実施者:厚木営業所 中島インターン 
安全課 吉田係長
日時:2025年10月21日 21:30~23:00
天候: 天気 曇 気温 15 ℃ 湿度 65 %
教育対象者:16 名
(システムチーム 黒野)