所長パトロール 中央自動車道下り線走行車線規制(飯田営業所)
ブリーフィング内容
所感
秋の交通安全週間の確認・労働衛生週間の周知等も兼ねて現場確認してきました
チェック項目
秋の交通安全週間について
・通勤車両の任意保険提出について
・装備品チェック・顎ひもの確認
全国労働衛生週間について
・資材の確認(壊れている物や効果が落ちているものが無いかチェック)
・喫煙マナー/分煙が出来ているか聞き取り
・現場のトイレの状況確認
①任意保険の提出について
➡自賠責保険だけでは最大で4000万程しか出ないが、実際の損害賠償では1億越えの判決が結構出ている
自賠責だけでは足りない事が想定されるので必ず加入する事
②装備品の確認
➡日焼け跡がつかないようにと汗で汚れて交換したという事で後付けの顎ひもを付けている現場職員がいたが若干緩かったので指導
当現場は夜間現場ではないが、撤去時に暗くなることも有るので
夜光チョッキなど装備品を忘れずに持って行く事と点灯するかの確認は忘れずに行うように指導
③指差呼称について
➡助手席に人がいて言ってくれるとそれだけで目が追いかけるので効果を感じる
ただどうしても1人で反転する時等抜ける事がある。声は出すようにしていきたい
④歩道横断時の一時停止
➡場所が営業所の前・ガソリンスタンド等限られてはいるので浸透してきたように感じている
⑤資材の確認
➡矢板につけていたカラビナが壊れて外れ1つ、資材車の昇降箇所を明示するテープが見えにくくなっていた、月初点検が未実施のロープが1つ
隊長の関島にはこれが原因となって事故やケガが起こしたくない(多くの安全対策は過去の事故の教訓なので起きうることを確認)
現場の隊長の責任にしたくはないので細かい事も報告し日々改善していく習慣をつけて欲しいと指導
帰社後全項目修正
⑥喫煙マナー/分煙について
➡隊長の関島の配慮・内勤サイドの手配の頑張りも有って喫煙者と禁煙者はしっかりと分煙できていた
非喫煙者に聴き取りを行った所現場で喫煙マナーで不快な思いはしていないとの事でした
⑦現場トイレについて
➡綺麗に使用されていた
現場の声としてトイレクイックルのようなササっと拭けるものが欲しいとの事なので
物を選び各現場に配布していこうと思います
⑧その他
➡現場の危険箇所としては2か所
・ガードレール越えたところにU字溝あり草で見にくくも有り乗越えるときに転倒リスク有
・速度標識の着地地点に段差あり足元確認で降りる事を指導
・テーパーは右カーブで有ったが立哨は直線箇所になってからであり車両停車位置も配慮されていた。
森山所長の所見
現在の飯田営業所で日々規制作業を行っているのは当現場など限られており
規制作業での経験値などはここでしか得にくい状況でもあるため、現場職員の安全意識を崩さないようにしていきたいと思います
凡事徹底できるよう現場職員の一歩も二歩も先んじて「無いものが無い」状況の構築を進めていきたいと思います
竹内補助の所見
本日のパトロールでは、身だしなみ・ロープ・荷台の点検状況を重点的に確認いたしました。
ヘルメットの顎紐が緩んでいる現場職員を発見しました。
顎紐が緩い状態では、転倒や急制動時にヘルメットが脱落し、頭部を保護できず重大事故につながると
教育を行いその場で正しい装着方法を指導し、確実に締め直させました。
サインライトを固定しているロープのテープ色が規定と異なり、点検が十分に実施されていない可能性がありました。
固定していて原則解かないロープなども現場職員任せにしないで、自分の目で見て確認する癖をつけていきたいと思いました。
緩衝区間はしっかりと距離が取れており、輪止めやハンドル切りなどはしっかりとされていました。
今回のパトロールにおいて感じた事は、サポート研修などで教えていた事であっても現場に出たら現場の先輩たちを見て真似をして覚えていくのだと感じました。
自分も座学で教わった事は頭の片隅にありながらも最初は手探りで真似る所から始めて行った事を思い出しました。
なので、良い習慣を定着させるためには真似させる・真似をして欲しい先輩を多く作っていく事を目標にしていきたいと思います
安全管理の甘さが重大事故につながる可能性があるので営業所全体で周知・教育していきたいと思います。
パトロール実施者:飯田営業所 森山 所長
竹内 補助
日時:2025年09月22日 11:00~12:30
天候: 天気 晴 気温 25 ℃ 湿度 50 %
教育対象者:5 名
(システムチーム 中泉)