所長パトロール 国道16号保土ヶ谷バイパス下り線追越車線規制（横浜町田営業所）




ブリーフィング内容


□役割分担・運転手の任命
□規制範囲・反転路の説明
□路肩標識設置時、雑草・雑木が繁茂している箇所の周知及び対処の仕方
□中分標識設置時、発炎筒が万が一可燃物に燃え移った際に必要になる消火用水
　消火器の量及び積載の確認
□クッションドラムの水嚢は丁寧に扱い破裂するので投げ込まないようにする




所感

【運転時の指差呼称】を送出し時に教育してきましたが
それががしっかりと実行出来ているか？
また、３Hに該当する【久しぶり】のご依頼となる規制現場
ですので、凡事徹底、20+10の指差呼称ポイント４点を
重点項目として３H設置パトロールを実施致しました。

また規制車からの乗降りも草木を押しのけるように扉を開き降りる為、
路面の確認が困難でアスカーブの有無・側溝の有無が
視認できず恐る恐る降車している状態でした。
お客様からは、横浜国道事務所保土ヶ谷出張所へ改善の提案を打診していますが、
いまだ対応されてい
ない状況ですので、今後も保土ヶ谷バイパスで規制作業がある場合は
規制車の運行・規制車からの降車には注意が必要となりますので、
送り出し時に周知を徹底して怪我・事故の無いように致します。
テーパー部は緩い右カーブの線形で追越車線を実施するには
視認性の良い状況で問題はありませんでした。

【協議通りの規制】
標識車へ同乗し規制設置の手順を確認しましたが、
こちらは手順どおりの動きをしていた為、不安全な箇所はありませんでした。

【運転時指差呼称・作業時指差呼称・逸走防止】
運転時の指差呼称については、ほぼ実施していましたが、
まだ抜け落ちる部分もありましたので、今後もDRパト送り出し教育を進めていきたいと思います。
中分標識設置毎に輪止めをしていなかったので、
焦らず輪止めをするように指導を行いました。路肩は上記の
説明に遭った通り、草木の繁茂が無い箇所は輪止めを実施していましたが、
草木の繁茂が激しい箇所は輪止めの設置が困難ですので、
運転手へPレンジ・ハンドル切りとサイドブレーキを確実に実施し、
指差呼称を行い逸走を防止するように指導致しました。
標識設置時・矢板の設置時は指差呼称は問題なく出来ていました。
規制車を本線へ停止させての中分標識設置は時間をかけると
非常にリスクが増すので、速やかに作業を終わらせたい気持ちは十分にわかるのですが、
作業スピードを優先させてPレンジ・ハンドル切り・サイドブレーキの指差呼称を行わず、
慌てて規制車から降りて輪止めをせずに作業した結果、
第二通行帯に車両が逸走してしまった場合の一般車に対する被害を考えると
絶対に逸走は起こせないので、焦らない冷静な気持ちを持つように
今後も安全大会や送り出し時に教育していきます。





パトロール実施者：横浜町田営業所　大竹所長 
第一業務部　船橋チーフ
日時：2025年09月26日　21:30～23:00
天候：　天気　晴　気温　24 ℃　湿度　72 %
教育対象者：6 名
（システムチーム　黒野）