役員パトロール 日高自動車道上り線追越車線規制(江別営業所)
ブリーフィング内容
・テーパー監視業務は緩衝区間がない為、正対立哨及び逃げ場の確保を徹底すること
・ブース内のゴムマット及び地上に出ている配線類も踏まないこと
・横出し時は上流監視員と無線機で確実に連携を取ること
所感
10/1より安全部長である櫻井常務に同行して頂き、労働衛生週間前であるがパトロールを実施。
現場は24時間連続規制であり日高自動車道から
道央自動車道に接続する苫小牧東ICトールバリア周辺の切削舗装作業である。
埋設されているロードヒーティングを含めて基礎部分からの入れ替えが必要であり50cm程の深さを切削していた。
現場周辺を移動する際は作業周辺も行き来する為、
段差が高い開口部には十分に気を付けるよう指導を行った。
規制は追越車線規制であり中央分離帯はガードロープで1m程度の幅である。
一般車がテーパー部に接触した際、逆車線に矢印板が弾かれないように
3個土嚢で矢板ロープにテンションを方法が徹底されおり安全意識が高い。
一方規制の切り出しがNEXCOより指定されている為、
テーパー部直後に作業車両がある等、緩衝区間が確保出来ておらず規制内が非常に窮屈である。
【生形支社長 コメント】
隊長主導の下、安全を意識した資機材の設置状況であり安心感がある。
しかしトールバリア付近で40km/h指定で一般車の速度が遅くなっているとはいえ、
テーパー緩衝区間がないことは非常にリスクがある。
今後同様の規制がないようお客様伝いにNEXCOにアプローチを行い、
ゆとりを持った規制形態の提案を行っていく。
【櫻井常務 コメント】
料金所の5ブース中の2ブースを閉鎖しての舗装工事で当日はブースを超えた部分の
50㎝の深堀作業に加え、作業スペースが狭く、
隊員のすぐ横をペイローダーが細かく動き回っている状況でした。
隊員は巣の部分も十分認識しており十分注意して保安作業をしていました。
この現場の隊長は今年の1月に江別営業所に横浜町田営業所より異動してきたことは知っていたので
元気に現場対応していただき有難かったです。神奈川との違いは1現場の拘束時間が長いと言っていました。
料金所手前からの規制でしたが、①線形が悪い ②下り勾配 ③ 緩衝区間が短い
料金所手前なのに車両の速度はかなり早く通常のブース規制とはかなり違ていると感じました。
その部分に関しては支社長、隊長、隊員も理解しておりました。
現場代理人様とお話ししましたが、
厳しい環境下の中本当によくやってくれているとのお言葉をいただきました。
6年前に北海道支社を見ていた時は、
「経験不足、ルールがわからない、指示指導」等ありましたが今は全く感じなくなりました。
職場環境改善要望
・事務所が閉まっている時に手洗いや使いたいものがとれないので改善してほしい
・内勤の補充が隊員から見ても思います。
パトロール実施者:第一業務部 櫻井常務
北海道支社 生形支社長
日時:2025年09月29日 13:00~14:00
天候: 天気 曇 気温 24 ℃
教育対象者:4 名
(システムチーム 黒野)