営業所パトロール 中央道上り線追越車線規制(八王子多摩営業所)




ブリーフィング内容


人員配置:各隊員の役割分担を明確化し、資材運搬・監視・設置の持ち場を確認すること。
車両配置:規制設置時の作業車両の位置・進入経路を全員で共有し、
接触リスクのない位置取りを徹底すること。
現場でのKY:夜間・雨天による視認性低下、荷台や資材の滑りリスク、
昇降時の転落防止を重点項目として周知し、作業中は声掛け・合図を徹底すること。

❒飯野職員より
20+10の3点重点項目の展開:基本動作・指差呼称・確認作業を確実に実施すること。
雨天時の注意喚起:足元の滑りやすさに注意し、転倒・滑落防止を意識して作業すること。




所感


〔パトロール目的〕
夜間かつ雨天条件下における規制設置・撤去作業の安全性と、
基本動作の徹底状況を確認し、リスク要因の抽出と改善に繋げることを目的として実施。
新人さんが研修生として入場している為、周りの対応・フォロー体制確認。

〔良点〕

・人員配置・車両配置が適切であり、事前のブリーフィングで役割分担が明確化されていた。
・トラック昇降時の三点支持、ペア作業での資材受け渡し、声掛け・合図が確実に行われていた。
 (一部では荷台昇降時の転落・滑落の心配のある方もいた)
・監視員が大型車両接近時に作業を一時中断させるなど、安全優先の判断ができていた。

〔改善点〕
雨天により荷台や資材が滑りやすく、固定・運搬時に転倒リスクが高まっていた。
(劣化した手袋などは飛散事故の原因になりかねない)

〔総評〕
本現場は、基本動作・安全意識が全体として良好に徹底されており、
厳しい条件下でも規制作業が円滑に進められていた点が評価できる。
一方で、雨天特有の滑りリスクや監視体制の死角といった課題が残るため、
今後は装備品や配置工夫による改善を進めることで、更なる安全性向上が期待される。





パトロール実施者:八王子多摩営業所 飯野 職員
日時:2025年09月18日 18:00~19:00
天候: 天気 晴 気温 21 ℃ 湿度 100 %
教育対象者:8 名
(システムチーム 黒野)