支社長パトロール 上信越自動車道下り線走行車線規制(佐久営業所)




ブリーフィング内容


・トンネル内作業となるため足元に注意し夜間装備の確認をすること
・手足元滑らないように注意、荷台への昇降は決められたルートを使うこと
・トンネルとトンネルの間でのテーパー作業になるため一般車の動向には充分に注意すること
・作業区間はコーンの設置を10ピッチで行うこと
・工事車両が10台以上入るため誤侵入には充分気を付けること、
 誤侵入があった場合無理せず安全を確かめてから流出すること

内勤から
・運転中の指差し+声出しでしっかり周囲の安全を確認しながら移動すること
・テーパーが橋梁上で逃げ場が少ないため事前に逃げ場の想定を行うこと




所感


【新國支社長 コメント】
山間部のトンネル間におけるテーパー出し規制、逃げ場がなくリスクの高い現場。
そうした中で、隊長は自部署の物件が少ない状況を踏まえ、
後輩育成の必要性を内勤へ積極的に提案(定期的に人員の入れ替え)し、実際に実行している。
また、今月より安全委員となった現場職員もフォローに入り、役割を意識した行動が見られた。
さらに巡回時にはトンネル内の監査路点検も併せて実施しており、
周囲環境や足元の安全確保に対する意識が継続されている。
加えて、指差呼称についても「実施したことで助かった場面があった」との声が聞かれ、
本質を理解し実感している様子が確認できた。
こうした取り組みを継続し、現場に根付かせることで、組織力の底上げだけでなく、
他社との差別化にもつなげてほしい。
次週から他顧客ではあるが同様規制(上り線)が始まると聞いています。
3Hに該当しますので、現場情報の共有・準備不足とならないようにお願いします。



【勝山インターン コメント】
・運転中の指差呼称の実施や発炎筒の消火確認など今まで指導してきたことが
現場で実践されていることが感じられました。
・テーパー箇所がトンネル出口からすぐのところ且つ、
橋梁上で逃げ場が少ない現場ですが、仮テーパーや追い出しの位置を工夫し
 無灯火車両に気を付けながら作業をしている様子がうかがえた。
・前回課題だった上流監視員の徹底配置、停車時4点ルーティーンの実施も当たり前のように行われており、
 ルールの浸透がうかがえました。

危険な場所での規制ではありましたが、油断せず、
確実な正対作業を意識し作業に当たっている様子が見られました。




総評
隊長を中心に指示されたこと以上に各々が考えて行動をしており手際よく、
安全に作業ができていたように思います。
規制慣れしていない現場職員に対しても隊長だけでなく、
他の現場職員も指導に当たっており包括的な教育ができておりました。
内勤としても教育はもちろん、現場資材の準備等できうる限りのフォローを行ってまいります。









パトロール実施者:第三業務部 新國部長代理 
佐久営業所 勝山インターン 
日時:2025年09月09日 06:00~10:00
天候: 天気 晴 気温 31 ℃ 湿度 72 %
教育対象者:5 名
(システムチーム 黒野)