クロスパトロール 中央道下り線走行車線規制(八王子多摩営業所)
ブリーフィング内容
❒隊長より
・各車両配置:規制車・矢印板車の位置を明確に指示し、
待機車両の間隔確保を徹底。
・保安位置指示:各隊員の立ち位置・保安範囲を周知し、
交差部やカーブ部など見通し不良箇所での注意を強調。
・規制に対する注意ポイント:設置時は通行車両への合図・声掛けを徹底し、
資材落下・飛散防止の確認を実施。
・施工内容展開:当日の施工内容・工程順序を全員で共有し、
終了後の撤去手順や安全確認方法も事前に確認。
❒飯野職員より
・20+10の注意喚起:重点20項目+10項目の中から、
本日は「後方確認・資材飛散防止・足元段差への注意」を中心に全員へ再周知。
・雨天時の転落防止:滑りやすい状況下での作業に対し、
梯子・車両昇降時は必ず**3点支持(両手+片足または両足+片手)**を徹底。
・運行ルールの徹底:規制車両・資材車両の移動時には一時停止を確実に実施し、
左右確認・合図を励行するマナーを全員に周知。
所感
各隊員の安全意識調査として、作業開始前の指差し確認の実施や、
運行ルールの遵守状況を重点的に巡察いたしました。
❒良点
・固定のベテラン隊員が多く配置されており、
役割分担や作業手順を理解して規制を円滑に実施していました。
・設置前の打ち合わせを細かく行い、手順や安全留意点が全員に周知されていました。
・雨天時の3点支持や運行ルールの一時停止マナーについても
意識付けが行われ、安全行動が徹底されていました。
本日の施工は、休工明けの初日であったにもかかわらず、
隊員の安全意識が高く、指差し確認や運行ルール遵守が確実に実施されていました。
お客様からの信頼に応えるためにも、引き続き暗所対策や転落防止に重点を置き、
照明の活用を徹底することで、
安全で確実な作業を継続していけると考えます。
【大賀所長 コメント】
先ず関心したことは隊長自らがテーパーを率先して設置し、
相方には経験の少ない方を配置していた点である。
運転スキルの高いメンバー構成であるがゆえに出来る配置であるが、
新人さんへの教え方の統一が図れること、成長の面では効果的である。
各班毎に打ち合わせを実施しており、ベテラン中心となり細部まで指示をしている点も、
周りへの安心感を与えるのではないか。
設置に関わる方の意思疎通が取れており、動きに無駄の無い点も
準備から細かい指示をしている事が伺える。
一方で飛散に対する考え方や正対作業に関しては、若い営業所の方が浸透しており、
大きな事故があった当該営業所では残念だと感じた。
今まで大丈夫だった。これは今まで以上の状況下では大丈夫ではなくなる。
もっと強く、繰り返し指導をして参りたい。
パトを通じ、飯野職員もベテランを良く指導していることが伺え、
大きな成長と信頼関係も感じることが出来た為、引き続き熱心な指導を続けて頂きたいと感じた。
パトロール実施者:大月営業所 大賀所長
八王子多摩営業所 飯野職員
日時:2025年09月08日 17:00~20:00
天候: 天気 晴 気温 33 ℃ 湿度 56 %
教育対象者:10 名
(システムチーム 黒野)