営業所パトロール 阪神高速道路 32号新神戸トンネル上り線走行車線規制(神戸西営業所)




ブリーフィング内容


■ 隊長より
路肩および監査路が無い箇所での作業について
 安全確保のため、正対作業の徹底と、緊急時に備えた逃げ場の確保を必ず行ってください。
 各自、退避経路を確認し常に意識を持って行動すること。

体調不良時の対応について
 少しでも体調に異変を感じた場合は、すぐに報告してください。
 無理をせず、早めの対応が自身と周囲の安全につながります。

■ 川元副主任より
 直近で熱中症による体調不良が発生しています。
 現在、湿度が高く、発汗しづらい環境で体内に熱がこもりやすく、熱中症リスクが高まっています。
 水分と塩分補給は、小まめに・こまめに行うこと。のどが渇く前に飲む習慣を心がけましょう。





所感




規制箇所はトンネル内であり、発炎筒の使用が困難なため、
代替として「アンモナイト」と呼ばれる発光資材を使用しました。
当該トンネルは路肩がなく作業者の退避スペースが極めて限定されているため、
後方確認を徹底し常に周囲の安全を確保しながらの作業が必須になります。


■川元副主任 コメント
良かった点
・規制設置前のブリーフィング(BF)が十分に実施されており、
 普段入るメンバーであった為、作業は全体的にスムーズに進行していた。
・指差呼称も徹底されており、安全確認を意識した動きができていた。




■鷲見所長 コメント
トンネル内の規制で、常に風が吹いている状態で気温も安定していて熱中症に関しては問題無い
8kmあるトンネルで、ほぼ直線ということもありスピードを増した一般車が多く、
突っ込まれることを念頭に正対作業の徹底を指示。
また、若干の下り坂なので停止時の4点+5秒ウェイトの徹底も合わせて再指導しました


【総評】
神戸西所属の2名については、作業手順の理解および技術面での以前と比較して着実な向上が見受けられました。
しかしながら、現場において焦りが見られたり、
十分な確認を行わずに咄嗟に行動する場面も散見されました。
作業への慣れが出てきた反面、基本動作の徹底や判断の落ち着きに関しては、
依然として指導が必要な段階にあります。
今後も引き続きパトロール回数を増やすとともに、作業前の指導および作業中のフォローを強化し、
基本の徹底と安全意識の向上を図ってまいります。





パトロール実施者:神戸西営業所 鷲見所長 
川元副主任
日時:2025年08月19日 07:00~12:00
天候: 天気 晴 気温 30 ℃ 湿度 77 %
教育対象者:4 名
(システムチーム 黒野)