設置パトロール 新東名高速道路下り線追越車線規制(沼津営業所)
ブリーフィング内容
配車・作業手順について説明
~下り線規制班~
・1本目標識が新清水インターアイランドにある為、オフランプを利用し路肩へ進入する。
・オンランプへ車載車がジャンプ完了後、後尾警戒に連絡を取り新清水インターより規制班と合流する。
・60キロ制限標識を設置予定のkpはサポート故障の為、上流へずらして設置する。
・テーパージャンプの場所は右カーブになっているので運転手の方が上流を見やすいと思われる。
・新東名下り小河内TN~新清水JCTまでの追越7㎞規制
・前半5㎞での作業がない為、巡回を分担して行う。
・テーパー終わりがTN坑口に被るので車載車はエンジンをかけ、ハザードを点灯させておく。
・設置完了後、1㎞程度バックし、入り口を作り作業班を流入させる。
~上り線規制班~
・1本目標識はTN内の為、TN用看板を使用する。
・800mと600mの標識所定設置場所には路肩がない為、それぞれずらして設置をする。
・安全太郎がバルーン式なので、車載盤面を隠さぬよう内側線に合わせて設置する。
・新東名上り新清水JCTの追越車線規制
・下り線の作業が完了後、上り線側に流入してくる。
所感
【吉田係長 コメント】
ブリーフィングでは上り班・下り班共に規制図を基に配車・配置・役割の説明や標識の設置位置がずれるなどの
記載もしてあり、非常に細かい所まで説明がなされており良好。
また、理解度の確認も出来ており理解出来てない人には更なる説明をしているのも良好。
規制設置では、車両降車時の4点ルーティン+5秒ウェイト・中分側への横断時の3名体制・
仮テーパー設置時の監視員と発炎筒焚く人の分業などの基本ルールの遵守が
しっかりと出来ているのが確認できた。
沼津営業所は、こういった基本ルールをしっかりと守られているのを強く感じます。
指導事項として、下り線の規制は延伸が約7kmと長く、
その内作業範囲は500m程度で空規制が6km近くあり巡回範囲が非常に長いので、
【人数を分けて】巡回するようにと【トンネル内の安全通路にある風車が
上流側からは見易いが下流側からは見にくいので足元によく注意】して巡回するように指導いたしました。
また、ジャグ氷水での手洗いクールダウンを体験してもらいましたが、
震えるくらい冷たいと相当な効果を感じてました。
【高島インターン コメント】
新東名高速道路の追越中分両掛けの規制でしたが、各班の隊長は細かい的確な指示のもと
作業を進めており、良好であった。
直近で起こった事故を踏まえ、使用する反転路の危険ポイントを振り返り
中分横断時の手順も明確にしていました。
運転手の指差呼称も実施を確認しこれから浸透させていくよう指導・教育を進めて参ります。
本日はこれまで違う現場で隊長を務めている方も入っていて指示出しやブリーフィング時に
より良い設置方法の提案をしている姿が見られた。
橋梁部上の標識設置時に車載車運転手は監視員が逃げ場のある場所に立てるよう
停止位置の工夫も見られ良好。
6:00からの設置ということで最初は比較的涼しかったですが
設置後には33℃近くまで上昇し熱中症アラートも警戒を示す数値となりました。
新しく導入した空調服やジャグによるクールダウンも効果的で現場職員からも好評でありました。
しかし待機車両から保安に向かう際に、助手席側から降りてしまう所も見受けられ、
その場で【共用車線側の乗り降りのリスク】に関して指導を行いました。
お客様からも高評価を頂けておりますが、規制内での車両の運転などもできる人を増やして
より業務の幅を拡大していけるよう教育と指導に注力して参ります。
パトロール実施者:安全課 吉田係長
沼津営業所 高島インターン
日時:2025年07月31日 04:00~10:30
天候: 天気 晴 気温 32 ℃ 湿度 54 %
教育対象者:23 名
(システムチーム 黒野)