営業本部パトロール 東名高速道路上り線走行車線規制(営業本部)





◇お客様ご挨拶(保安中にご挨拶)
「とにかく現場は暑い。熱中症自体を無くす事は難しいが、
こまめな休憩と水分補給を“自社でしっかり管理”して対応してほしい」とのご要望をいただく。

◇作業帯・保安設備
・規制は問題なく設置されており、車両配置や設置物の整備状況も良好。
・輪止め設置や資材整理はおおむね適正、車載荷台内も整理されていた。
・看板の一部にロープの緩みが見られた。強風時の倒壊リスクも想定し、固定をするよう周知を促す。


◇保安状況
・隊員の熱中症対策に対する意識は高く、スポーツドリンクを凍らせた状態で3ケース常備。個別に水筒やペットボトルをズボンにくくりつけて携帯する工夫も確認。
・ペットボトルの落下防止・両手の自由確保といった観点からも優れた実践例。
・風通しの良い服装や長袖で冷気を閉じ込める配慮も浸透しており、見えない部分の安全配慮も◎。


◇現場環境
・屋外作業かつ日陰が少なく、夏場の体力消耗は大きい環境。
・現場は明るく雰囲気が良く、女性隊員も含めて全体に安心感のある空気が流れていた。
・新人隊員から前向きな発言(感動ポイント➁)からも、現場環境に対する満足度とやりがいが伺える。



◇要望聴取
・熱中症リスクに対して「なってしまうのは仕方ない部分もあるが、
 できる限りの予防と管理体制を現場で徹底してほしい」との強いご意見をいただく。
・スポーツドリンクのみではなく、経口補水液(OS-1など)の備蓄追加も、万が一の備えとして検討課題。
・2月~3月の仕事量に不安が大きい、一時落ちていた厚木の稼働力も
 最近少しづつ増え上向きだが、仕事がないとせっかく仕事を教えても減ってしまう恐れがある
 舗装現場の比率が高すぎるとどうしても中止率が多くなり勤務が不安定




● 墜落・転落災害防止対策
・転倒・落下リスクの観点から3点支持の徹底確認できた。◎
・看板資材や昇降設備等のくくり付けはしっかりされており良好。◎

● 熱中症対策
・対策グッズ、水分(冷凍スポーツドリンク)の準備◎
・水分補給のタイミング確保に関しては、個人任せではなく、隊長が全体管理する運用が好ましい。
・経口補水液の備蓄強化も含め、次の段階の熱中症対策を提案可能。







パトロール実施者:営業本部  井上副課長
山内主任
日時:2025年07月29日 12:00~13:30
天候: 天気 晴 気温 34 ℃ 湿度 62 %
教育対象者:1 名
(システムチーム 黒野)