安全パトロール 中央道上り線追越車線規制(八王子多摩営業所)



ブリーフィング内容

【隊長より】
・規制場所・進入ルート・車両配置を全員で再確認
・KY活動にて当日のリスク・注意点を具体的に共有
・各作業員への配置・役割分担を明確に指示・確認

【飯野職員より】
❒ 事故周知
進入時の安全確認を一層徹底し、再発防止に努めることを周知。

❒20+10 3点重点項目
⑨作業上流部での適正配置(保安人数)の遵守
⑰ハウスルール徹底
❼指定場所以外での喫煙

❒熱中症対策 周知
水分・塩分のこまめな補給を徹底。
空調服・冷感グッズを活用し、無理な作業は避ける。
体調異常は即申告。休憩は遠慮なく確実に取ること。


所感

今回は熱中症への意識拡大と各社内ルール・保全ルールの遵守について設置同行パトロールを実施いたしました。

■ 良点
・ブリーフィングでの規制位置確認・KY・役割分担が明確で、全員に周知されていた。
・資機材の積載・整理状況はおおむね良好で、ロープ掛けやネットでの固定も実施されていた。(ロープの点検色 赤)
・夜間作業においては保安灯・表示板が適切に使用され、視認性確保がなされていた。
・規制に関して規制図通りに張れており、二車線を規制するコーンはなだらかで一般車に分かりやすくなっていた。

■ 改善点
・追越車線への横断時、掛け声が上流監視員に届いておらず、タイミングの認識にズレが生じていた。
声掛けが届かない環境下では無線や手信号との併用を徹底し、意思疎通に齟齬が生じないよう工夫が必要。



■ 総評
現場全体として安全管理や作業体制は良好であり、ブリーフィングから作業開始までの流れも滞りなく進められておりました。
歩行者通路横断時には一時停止と左右確認が徹底されており、第三者への安全配慮もなされておりました。
また、熱中症対策として空調服の着用や水分補給の声かけが実施されており、体調管理に対する意識も高く維持されておりました。
さらに、規制設置においても全体的に効率良く進められており、時間短縮への意識が現場全体に浸透している様子が見受けられました。
今後は記録精度および事前チェック体制のさらなる徹底を行って参ります。




パトロール実施者:八王子多摩営業所 飯野 職員
日時:2025年07月17日 17:00~19:00
天候: 天気 曇 気温 35 ℃ 湿度 60 %
教育対象者:7 名
(システムチーム 中泉)