設置パトロール 東名阪自動車道下り線車線規制(名古屋東営業所)
ブリーフィング内容
・日差しはないですが夜間においても熱中症への対策は各自お願いします。
・車線規制最終日ですので、気が緩みがちですが怪我無く安全に終わりましょう。
所感
先日の逸走事故を踏まえ、本日は設置パトを実施いたしました。
当日の規制内容は東名阪自動車道での追越2車線規制となりますが、
当該路線は夜間でも交通量が多く規制設置時には、路肩作業ならびに横断が伴いますので
危険な場面が多く存在しています。
規制開始前までは雨が降っており路面が滑りやすくなっていたので、
作業中は一般車両に対する正対作業や監視員が肝となってきます。
テーパー部ならびに延伸部は一般車両に近い部分での作業となるため
少しの油断が命取りとなりますので細心の注意が必要です。
また規制内においては舗装重機や工事車両が規制内を移動しているので、
立哨中に気付かないうちに死角に入ってしまい怪我をしてしまう可能性も十分に考えられますので、
そちらにも注意が必要となります。
【小葉松所長 コメント】
今回のパトロールで、ベテラン隊員が新人隊員に熱心に教育している姿を見れて良かったです。
新人の荒木隊員が車両の流入際に上流にスムーズに動けていなかったので
流入時の動きのポイントをアドバイス致しました。
また隊員には、高速の舗装現場ではどのような重機がどういう動きをするかを伝え
保安時に危険にならないよう周囲に気を付けるようにアドバイス致しました。
各隊員には、先日緊急安全大会で再発防止策の停車時の指差呼称及び
5秒ウェイトの実施を徹底して頂くように指導を致しました。
【合田主任 コメント】
・標識設置中に運転手は可能な限り降車しない
・無人になる際には輪止め設置後に運転手は降車する
・ブレーキを離してから5秒ウェイトの実施
以上3点を改めて規制開始前に指導いたしました。
一つ事故が起きてしまえば軽微な事故や重大事故が連鎖して起きてしまうことがよくありますが、
全員がこれ以上事故は起こしてはいけない気持ちの元業務に臨むようにお願いいたしました。
また前回のパトロール実施時は行えていなかった矢印板の飛散対策(カラビナワイヤー)、
昇降ステップの明示が今回は行えていましたので安心いたしました。
標識設置の際に指差呼称による確認も現場職員が行っているところを確認できましたので、
新人への教育も含め今後も継続していただけるようにお願いいたしました。
ですがヘッドライトを活用している方が少なかったので、
安全性を少しでも高める為にも使用していただくよう指導いたしました。
重量物の扱いにつきましても2名以上で荷台から降ろしていましたので、安心して見ていられました。
規制設置後は各ポジションに別れて工事車両の流入を行っていましたが、
一般車の誤進入があり一瞬ヒヤリとしましたが無線による発報を行い、
下流で立哨中の方が丁寧な説明の元、流出誘導を行っていましたので安心いたしました。
夜間で視認性が悪いので合図は大きくわかりやすく大きくしていただき、
追い出しの合図は迅速に行うように指導いたしました。
当日は経験の浅い方が多く配置されていますので、
ベテラン隊員は若手のサポートもしていただくようにお願いしました。
この日は規制開始前に雨が降り外気温ならびに路面温度は下がりはしましたが、
私自身汗ばむ気候でしたので熱中症対策は欠かさすことなく必要となります。
ジャグやドリンクの確認ならびに緊急時の連絡体制の確認も出来ましたので、
今後も十分すぎるぐらいの対策を取っていただける様にお願いいたしました。
残すところ2週間程度の工期ですが、
無事故で終えていただけることが出来ますようにフォローしてまいります。
パトロール実施者:名古屋東営業所 小葉松所長
合田主任
日時:2025年07月18日 18:31~23:00
天候: 天気 曇 気温 31 ℃ 湿度 68 %
教育対象者:11 名
(システムチーム 黒野)