安全パトロール 国道140号下り線片側交互通行規制(甲府営業所)




ブリーフィング内容


❑本日の安全目標【その言葉、その口調、その動作、それでは相手に伝わらない】

❑注意事項
・交通量が多い路線である為、規制開始~片交開始をロスなく持っていく(車両通行を妨げない)
・作業の動きがBF時は不透明であるため先方との朝礼時にしっかり聞き取りを行う
・枝道、側道と気に掛ける箇所が多いため視野を広く持っておく、作業注視しない
・夜間も熱中症のリスク有、適宜水分補給をすること




所感


規制開始から片側交互通行開始までの場面で当社としての
注意点も踏まえての作業が実施されているかに注目した。

当日の規制ボリュームと周辺状況、役割等を考慮すると5名配置はミニマムであったと感じたが、
隊長が先方へ規制形態の提案を実施し互いの要望がマッチする規制となっていた。
使用されていた資機材はすべて先方用意となっており、飛散対策や看板養生などの細部に
当社としての対策が講じられていない様子が散見されたので
翌稼働以降は土嚢や番線等飛散対策を強化するよう指導。
上記の件に関しては打ち合わせの段階での聞き取りが甘かったと内勤側の反省点も見られたので、
お客様をはじめとする多くの地場業者様には
予め我々として実施していきたい対策や事故防止策などの提案をし、
理解と協力を得られるよう尽力して参ります。

車載器の表示昇降について「ロックピンの留め忘れ」について指導。
これは街路現場の経験値の浅さを感じた点でもある。
この他に細かい部分ではあるが、規制内資材車のライト消し忘れ、バルーン投光器の配置箇所など
一般通行車にとってどのような状態であることが適切かを考慮するよう指導。
(例として、片交信号機の上流にバルーンが配置されていたがバルーンの光量が強く信号機が見えづらい)

良好点
・各所ストッパーがうまく連携を取り信号がらみの片交をスムーズに実行できていた
・規制帯内に店舗があったが、不測の流出をしっかりコントロールしていた
・各車両に飲料の保持を確認、細かい時間での待機回しの中で水分補給が出来るよう工夫がなされていた


上記の他にも一目で見て取れる危険性が散見される。
お客様が持たれている規制への認識と当社が目指す安全を追求した規制には
乖離している点が多数あることを改めて感じられた。
翌稼働日以降は今回散見された是正点を修正し、
現場全体の安全レベルを高めていけるよう尽力して参ります。





パトロール実施者:甲府営業所 高部主任
日時:2025年07月07日 21:00~22:30
天候: 天気 曇 気温 32 ℃ 湿度 78 %
教育対象者:5 名
(システムチーム 黒野)