支社長パトロール 国道17号(上武国道)上り線車線規制(太田桐生営業所)
ブリーフィング内容
【規制班】
・熱中症に注意(本日の最高気温34℃予想)➤水分補給と塩分補給、熱中症対策を行う
・監視員の配置、一般車の動向に注意し正対作業を心掛ける
・規制設置・撤去作業時は一つ一つ確認を行い、怪我をしないように注意
・脇道から出てくる一般車に配慮する、安全を確認して誘導する
・車両逸走事故防止の徹底(Pレンジ・サイドブレーキ・ハンドル切り・輪止め・5秒ウェイト)
・お客様に迷惑をかけない良い仕事を行う
【作業班】
・熱中症に注意(体調不良時は直ぐに報告する)適度な水分補給
・高所作業車のアウトリガー張り出し時の位置と段差に注意
・オペ時は他の障害物にバケットやブームに接触しないように十分注意する、上空監視員との無線機の連携
・一般道を走行する際は助手席者も高さ制限に注意する
バック誘導前に運転手と誘導員で打合せを実施、外周・高さ確認と経路を確認後
カウントダウンバック誘導を行う
全国安全週間に伴い腰痛災害防止、墜落転落災害防止、
熱中症防止の3つを特に重きを置いて仕事を行いましょう!
「今日も一日ご安全に!」
所感
❏宮本所長代理 コメント
新國支社長に同行頂き、安全週間のパトロールを実施
当社の重点項目である(腰痛防止対策・墜落転落防止対策・熱中症対策)を新國支社長に確認して頂きました。
私は(飛散防止、正対作業・監視員の配置、指差し確認)を重点的に視察させて頂きました。
・飛散防止...看板養生が甘く、番線ワイヤーのみで結束しているので突風などで飛散し
一般車に当たる恐れがある←二重三重の養生を改善指示
・正対作業・監視員の配置...概ね出来ているが、一般道と言えど国道で危険である、
新人さんは逃げ場の確保ができていないので教える必要がある
・指差し確認...まだまだ浸透率が低い、高速規制では指差し確認を行うが街路規制になると
資機材が多いせいか指差し確認ができていない。
日々の送り出し時に刷り込みをさせ指差し確認を癖付けさせていく教育が必要です。
支社長同行パトロールということもあり、いつもより安全に対する意識は強かったですが、
やはり忘れ物やうっかりミスが多いように感じました。
終礼時に、本日の反省点を洗い出しどのように改善していくべきか考える時間を設け、
不備が出ないようにして参ります。
❏新國支社長 コメント
本日は安全週間の取り組みとしてパトロールを実施。
重点確認項目である「腰痛防止」「転落・墜落防止」「熱中症対策」の3点を中心に、
社内ルールの実施状況や現場での安全管理体制について確認。
お客様朝礼に参加し、規制・作業に関わる点検個所(4箇所)について入念な確認と打合せを実施。
新人隊員への共有やフォローも出来ており、全体としてスムーズな朝礼が出来ている。
出発前点検では、資材・盤面の確認や高所作業車の動作チェックなどを、各担当が責任をもって実施。
安全に対する基本意識を確認出来た。
現場は国道17号線の幹線道路上であり、交通量も多く、迅速な対応が求められる環境であった。
そのため、作業中も状況に応じた役割分担の見直しが行われており、
チームとしての連携がしっかりと機能していた。
熱中症対策については、凍結ペットボトルや塩分補給グッズの活用、
こまめな水分補給の声かけ、待機時間確保など、基本対策が実施されていた。
また、空調服の着用についても現場内で前向きな意見も出ており、
今後は積極的な導入・活用が期待される。
今回は、経験の浅い隊長が対応にあたったが、現場ではベテランがサポートに入り、
全体の流れを安定させるなど、全体で支え合う体制ができていた。
その半面、場面によってはベテランの意見が全てとなってしまい、
隊長の判断が活かしきれていない部分も見受けられた。
今後は、ベテランの経験を活かしつつ、若手隊長が主体的に考え、動ける環境づくりも意識する必要がある。
本日のパトロールでは、安全への取り組み姿勢や連携体制は良好であり、
経験の浅い営業所としても成長を感じられた。
現場力の向上には継続的な経験と環境づくりが不可欠であり、
今後は役割の明確化と隊長育成の視点を持った現場づくりを期待したい。
パトロール実施者:第三業務部 新國部長代理
太田桐生営業所 宮本所長代理
日時:2025年07月02日 09:30~13:30
天候: 天気 曇 気温 34 ℃ 湿度 60 %
教育対象者:6 名
(システムチーム 黒野)