支社長パトロール 上信越自動車道下り線走行車線規制(佐久営業所)




ブリーフィング内容


隊長から
・テーパー部がトンネル出口に近いため、設置・撤去ともに無灯火車両に要注意
・手を滑らせないために確実に手袋を使用して延伸設置・撤去を行う
・急がず1つずつ作業を進めること


内勤から
・熱中症に注意、ジャグも積極的に使用するように
・重量物は無理せず複数名で持ち上げること
・トンネル内暗いため足元の注意を怠らないこと





所感


【新國支社長 コメント】
全国安全週間の取り組みとして、現場パトロールを実施。
重点確認項目である「腰痛防止」「転落・墜落防止」「熱中症対策」の3点を中心に、
社内ルールの運用状況および現場での安全管理体制について確認。

現場はトンネル間の橋梁部に位置し、特殊な規制環境下での作業。
狭小かつ逃げ場のない作業スペースであり、隊長を中心に迅速かつ丁寧に業務に取り組んでおり、
現場力を感じることができた。

また、隊長による巡回時にはトンネル内の監査路点検も実施されており、
足元や周囲環境の安全確認に対する意識も高く維持されていることが確認できました。
加えて、KY用紙にも熱中症対策について具体的に明記されており、
リスク予知活動が形骸化することなく現場に根付いている。

一方で、トラック昇降時の注意喚起については、表示内容が最低限にとどまっており、
視認性の向上や配慮といった観点から、もう一歩踏み込んだ「プラスαの対策」をぜひお願いしたい。

終礼時には撤去作業の動画を確認し、即日フィードバックが行われている点も改善意識の表れと感じました。
こうした取り組みは、安全意識の定着と次の行動への反映に直結するため、
今後も継続し、現場の良い文化として根付けていただきたい。

現場の安全意識や日々の取り組みを確認することができましたが、
安全に終わりはなく、常に改善と工夫が求められます。
引き続き、現状に満足することなく、さらなるレベルアップを目指して改善を積み重ねていただきたい。


【勝山インターン コメント】
・コードプロテクターの使用や指差し呼称の実施など今まで指導してきたことが
 現場で実践されていることが感じられました。
・テーパー箇所がトンネル出口から200m以内且つ、橋梁上で逃げ場が少ない現場ですが、
 仮テーパーや追い出しの位置を工夫し
 無灯火車両に気を付けながら作業をしている様子がうかがえた。

メンバーが中堅以上ということもあり、
ルールを守りながら各自が落ち着いて作業をしており、安定感を感じました。
その上でも危険な場所での規制であることに変わりはないため油断せず、
確実に作業を行うよう指示いたしました。




【総評】
隊長を中心に指示されたこと以上に各々が考えて行動をしており手際よく、
安全に作業ができていたように思います。
依然課題であったコードプロテクターについても、短いものではありますが路肩側に寄せ、
確実にタイヤが踏む位置に設置するなど、工夫して使用している様子が見られました。
帰社後には撤去時に撮影した動画を見ながら各々の作業を振り返っていただきました。
お手本となる安定した作業であったため今後新人育成の材料として使っていきたいと思います。







パトロール実施者:第三業務部 新國部長代理 
佐久営業所 勝山インターン 
日時:2025年07月04日 13:00~15:30
天候: 天気 曇 気温 27.5 ℃ 湿度 65 %
教育対象者:5 名
(システムチーム 黒野)