安全課パトロール 関越自動車道上り線走行車線規制(所沢営業所)




ブリーフィング内容


・熱中症にならないよう、こまめな水分補給をする。
 またお互いの顔色を確認するなど、早期発見に心掛ける。

・作業中、保安中は逃げ場を確認して正対で作業する。

・発炎筒火災が起きないよう、水タンクの設置とオクストップスの使用
 を確認する

・荷台からの飛散や転落がないよう、手元足元を良く確認して作業する。
 また荷台作業時は共有車線側での作業を控えるようにする。





所感


本日は安全品質課 古田顧問 原田副課長にお越しいただき
所沢営業所の現場パトロール撤去パトロールをご確認していただきました。
また規制班には山本チーフもポストインしていただき実際に現場での指導も実施。
山本チーフより朝の送り出し時に全国安全週間重点項目の腰痛災害防止、
墜落転落災害防止、熱中症対策について注意と呼び掛け、準備を行っていただきました。

現場での指導としまして
・出発前のトラックの荷台状況、飛散防止対策など全員で確認し
 ルーティーンとして荷台確認を怠らないよう指導。
・監視員の配置を確認してから作業を開始する事、
 また正対で作業するだけでなく目線の正対を意識するよう現場にて指導を行いました。
・古くて劣化した土嚢が散見されることもあり、砂の中身が少ない土嚢におきましては
 使用せず内勤に報告してもらい破棄するよう、日々使用しながら確認していくよう現場職員に依頼。
・テーパー箇所は路肩側に植栽や枯草が多いため、オクストップスを必ず使用し
 植栽から離れた位置に設置するよう意識をさせる。


安全週間の重点項目としましては
・重量物の複数人作業はいつもよりも慎重に行い、声掛けをすること。
・荷台の昇降時のステップ使用の際は、しっかりと三点支持をして昇降すること指導。
・安全品質課にて、ジャグでの手洗い冷却や水分補給の大切さ、
 熱中症の発症の可能性があるときの対応のシミュレーション
 緊急連絡の判断練習にお付き合いしていただきました。

安全品質課にて延伸撤去に同行していただき、細かな指示を頂きました。
・荷台監視員の配置
・資機材は丁寧に積み込み、コーンの撤去は正対取り。
 受け取った際は声掛けを毎回行い、連携ミスによる飛散がないようにすること
・立て看板は土嚢の撤去を先に行ってしまうと飛散してしまうので、看板から先に撤去をすること
・荷台の土嚢はあおりより高く積むと遠心力で飛散する可能性があるので、あおりの高さ以下にすること

また原田副課長より古田顧問に今の高速道路、作業員としての困っている事 
(1)路肩の枯れ木の除草  発炎筒火災について 
(2)路肩の清掃 落ちている釘などによる作業車のパンク過多
を報告し今後の古田顧問の分駐所挨拶などでご報告していただくよう依頼していただきました。
帰社後に昼全班の迎え入れに対し全国安全週間の説明と
本日のパトロールのフィードバックを展開月曜教育を実施していただきました。


【金澤職員 コメント】
原田副課長、古田顧問にご同行していただき、
安全週間や熱中症対策の現場での指導について勉強させて頂きました。
安全重点項目としましては、とくに重量物の取り扱い時の複数人で作業させること、
作業の合間で手を止めさせ水分補給を行ってから作業を再開することなど、
営業所に戻ってからフィードバックするのでなく、現場にて指導教育を行う事で、
現場職員も重要なこととて納得し、事故や熱中症を防ぐことに繋がっていくなど、
現場での指導の大切さを勉強させて頂きました。
また作業の合間に手を止めて水分補給をする現場職員さんの姿を拝見し、
生き返るような光景でしたので、こまめな水分
 補給におきましては引き続き、日々の送り出し時に声をかけ、
熱中症を発症させないよう教育を行って参ります。


【山本チーフ コメント】
現場ポストインし、普段の安全作業と安全週間の重点事項が適切に行えているか確認してきました。
ベテランぞろいだった為、不安全な行動は見られませんでしたが、
新人さんが現場に来た際は、新人さんの目線で丁寧な指導教育をお願いしました。
現場で共に働くことで見えてくることもあると感じましたので、引き続き現場へのポストインを行い指導教育を行って参ります。


【原田課長代理 コメント】
所沢撤去に同行させていただきましたが、撤去の安全なスピードや安全作業に感銘を受けた。
これなら事故を起こさないだろうと思えたが、まだ無駄なバックも少し見受けられた。
前進で路肩に寄せる癖を付けるように指導させていただきました。


【古田顧問 コメント】
猛暑の中大変お疲れさまでした。初めて撤去を現場で見させてもらいました。
改めて、高速道路は本当に危険な場所で
あると再認識するとともに、現場の隊員さんがいかに大変な作業をしているのか、
身をもって痛感いたしました。
これから真夏に向けてますます過酷な環境になっていくと思われますが、
どうか体調管理には十分注意していただき、
熱中症にならないよう、また事故や怪我の無いようよろしくお願い申し上げます。
現場からの声は、今後の分駐所挨拶等で反映させていきたいと考えております。






パトロール実施者:安全課 原田課長代理 
古田顧問 
第三業務部 山本チーフ 
所沢営業所 金澤職員
日時:2025年07月01日 10:30~13:00
天候: 天気 晴 気温 35 ℃ 湿度 70 %
教育対象者:10 名
(システムチーム 黒野)