設置パトロール 国道19号線下り線右車線規制(多治見営業所)




ブリーフィング内容


☆隊長より

❏上下線BF
午前中は通勤渋滞するため、工事車両の乗り込む順をしっかり把握すること
一般道だからジャンプさせればよいという安易な考えは持たないで下さい


❏下り線BF
初めて下り線規制に加わる隊員さんもいるため、
規制場所と注意点をしっかり把握しましょう。
周りの慣れている人はフォロー声掛けを忘れないで下さい


・資材車の2名は予告看板設置、車載車助手は後続車両への追い出し誘導。
 車載車の運転手は1000m看板のみ手伝い、あとは降りてこない。
・看板は構造物固定出来る場所がほぼない為、梯子と土嚢をワイヤーで括ること
・車載車は続車から見えやすい停車位置、追い出し誘導は逃げ場の確保をすること
・トンネル内に設置の際は段差に注意する。追い出し誘導は大きくゆっくりを心掛ける
・テーパー部設置作業の為の追い越し車線への車線変更は離隔を十分確保。合図を遵守。

☆佐藤所長代理より
気温が30度を超えるため、作業中も可能な限り水分補給を行いましょう
装備品、特にヘルメットが緩い人を見かけます。万が一に身を守るものですのでしっかり締めてください
暑くなるとシャツを出す、ボタンを開けるなどだらしなくなりがちです。
誰が見ていても見栄えの良い着こなしをしましょう。





所感


現場は上り線の昼夜連続舗装(夜間は養生のみ)がメインであり
今回は下り線より中央分離帯Grを撤去し、コンクリートポンプ車搬入の為の規制となります。

前回5/23のパトロールでは、事故やヒヤリハットはなかったものの
予告看板設置個所の視認性の悪さによる危険性を感じたため、
今回はそれを踏まえての正対作業や車両の停車位置、
上流監視員とのコミュニケーションなど、安全意識をしっかり持って作業を行えているか、
加えて営業所のBF後に周知のあった巻き込み事故、予備標識の不備、予備標識の落下事故の
現場周知と再発防止の注意指導を行いました。

この日は午後からの規制作業となり日中で一番暑い時間帯となるため、
こまめな水分補給を全員が心掛けており、都度水分を口にして熱中症への
警戒をもって作業できておりました。





テーパー部設置作業にて、上り線の隊員さんも一部合流して作業を行っていましたが
どうしても作業に集中してしまい上流への意識が希薄になってしまっている点、
暑さから腕を軽く捲って作業している隊員さんが見受けられてしまったため、
事故の危険性と怪我の可能性を説明してその場で指導・是正を行いました。

身体が車道へはみ出す、上流への意識が疎かになる、腕まくりをする、
これらはBFにて都度話をしていますが、浸透させること・リスクを
理解してもらう事の難しさを改めて感じました。
この様な危険予知は営業所で話をするだけでなく身体に覚えこませること、
癖にすることが重要であり、ベテランだけでなく経験の浅い隊員さんも無意識のうちに
安全行動がとれるように、今後も設置パトロールを行い現地指導に力を入れてまいります。






パトロール実施者:多治見営業所 佐藤所長代理
小原主任 
日時:2025年06月18日 13:30~15:00
天候: 天気 晴 気温 33 ℃ 湿度 50 %
教育対象者:8 名
(システムチーム 黒野)