支社長パトロール 上信越自動車道上り線走行車線規制(長野営業所)




ブリーフィング内容


・本日の規制箇所/作業内容の確認
・規制作業時の役割分担
・熱中症対策

【本日の注意事項】
・作業員さんへの早めの合図、正対にて保安。
・入口:一般車、誤侵入に注意、分かりやすい合図。
・熱中症に注意、服装、こまめな水分補給。
・体調管理を個人でも気を付ける。





所感


全国安全週間に伴い、熱中症のリスクが大きい現場であった(出社~退社までの時間が長い)為
パトロールを行いました。
拘束時間が長く、現場が始まってから日が浅い為、
安全対策が持続的に行われているか確認しました。

現場のポジションがTN坑口の日陰で風が強い立ち位置と舗装を行っている
日が当たる立ち位置とで温度差が激しく、
制服の着こなしの部分でブルゾンとポロシャツの両方着用が必要となり、
全員が現場を考えた着こなしができていました。
パトロール中、バック誘導の際に作業員の方が「バックしてるよ」と周りの作業中の方に声掛けをしており、
それ以外でも「動かします」や「ここまでお願いします」など積極的に声掛けがされている印象でした。
安全行動の基本を持続するためにも、
内勤側の熱意のある安全への意識の教育・日々の周知をしてまいります。




新國支社長より所見・総評
比較的若いメンバーで構成された規制班。
線形の悪い(下り坂右カーブ)テーパー部(16枚)についても丁寧かつ適切に設置されており、
基本に忠実な規制配置が確認できた。
土嚢の設置に関しては、元請様ルールと当社ルールを上手く融合し、
より現場の状況に即した設置がなされている。
さらに、矢板1枚目には初期消火用の水タンクも設置し、万が一の際の備えも出来ている。
発炎筒については、オクストップス+アルミテープを併用し、飛散・飛び火対策も講じられており、
安全への意識が感じられた。
保安面では、重機や車両等の稼働時において「逃げ場」の確保と周囲への意識を高く保つことについて指導。
6月以降の熱中症リスクについても、こまめな水分補給・待機時の冷却・初期症状などの教育を実施。
また、外国人労働者の入場が多く見受けられたため、
日本語による指示が確実に伝わらない可能性も考慮し、事前の打合せを必ず行うことを指導。
全体としては若手主体の現場でありながら基本を押さえた現場であった為、
今後の更なる安全管理の徹底と技術向上に期待したい。
お客様からも「対応が良く助かっている」と頂戴しましたので、
内勤側の管理不足で評価を落とさないようにお願いします。

※トンネル内の管理用通路に敷かれている鉄板については、
目立った危険箇所は確認されなかったものの、腐食が進行している箇所が複数見受けられたため、
注意が必要と感じた。





パトロール実施者:第三業務部 新國部長代理 
長野営業所 小林主任
日時:2025年06月05日 08:30~10:00
天候: 天気 晴 気温 29 ℃ 湿度 30 %
教育対象者:4 名
(システムチーム 黒野)