営業所パトロール 阪神高速道路31号神戸山手線下り線走行車線規制(西宮営業所)




ブリーフィング内容


【隊長から】
・撤去前に再度各自の装備品チェックをお願いします。
・トンネル部が多いので誘導棒の忘れないようお願いします。
・いつも通り、指差呼称をして撤去作業を行ない、事故なく終えましょう。

【内勤から】
・隊長さんからもありましたが、指差呼称は重点的に見ます。
・トンネル内の撤去活動がほとんどになります。
 暑さはそこまでないかもしれませんが、喉が渇いたと思う前に水分補給はこまめにしましょう。
・トンネル内で監査路を通る時があると思います。
 手元足元はしっかりと確認し怪我をしないようやっていきましょう。
・急ぐ部分もあるかもしれませんが、
 その中でも上流への意識・正対作業を意識して撤去活動をやっていきましょう。







所感


現場は阪神高速31号神戸山手線の下り走行車線規制で3号神戸線及び7号北神戸線に連絡し、
またトンネル区間が多い路線となっている。
神戸西が現場窓口となっているお客様で、パトロールも神戸西にて実施している。
今回の規制ではトンネルが2つ絡む規制であったため、トンネル内の監査路調査のためパトロールを実施。
また、継続的に設置パトロールの実施はできているが、
支社として「撤去」時のパトロールが実施できていないため、
川元副主任と調整し撤去パトロールを実施する運びとなった。

規制内進入後、規制の設置状況及び各現場職員のヒヤリングを実施する。
設置状況は問題なく、当該路線のトンネル跨ぎ区間における規制ではテーパー長が160mとなっているが、
一般車両への見通し低下の恐れがあるため、事前に滝吉隊長からお客様に対し
テーパー長変更の打診を行ない100mでのテーパー部作成となった。
工事車両離脱時、上流監視として隊長が無線にて上流の状況を
無線で車両出しの職員と連携して対応していることが伺えた。
 また、撤去前に滝吉隊長から各職員に対し再度役割付与と流れの確認がなされており
各職員も役割を理解していることが伺えた。


撤去作業に関しての
【良好点】
①車両が動き出す前に車両前方・後方それぞれに人を配置して周囲の確認がなされていた
②指差呼称が浸透している
③隊長が適宜、水分補給を促していた
④各職員が「次」の動きを意識して作業していた
⑤隊長含む各職員間の連携が良い





【朝賀より】
 トンネル内の監査路には鉄板蓋があったが隙間やぐらつき等は認められなかったが、
引き続き調査活動を継続するとともに現場職員も情報共有を図り事故防止に努めてまいります。
今回のパトロールでは、まだまだ上流への意識や正対作業への意識が弱い、
そして何より自分たちが使用する資材の取扱いの雑であると感じました。
看板撤去時にトンネル内の監査路から飛び降りてしまう新人の職員がいたため、即座に指導したが、
私自身が先に「飛び降りるとダメですよ。」という声掛けをしていれば済む話であったと反省をしています。
結果的に怪我には繋がらなかっただけであり、
行動した結果に対する指導・是正が多くなってしまっているため
行動を予想して職員が行動に移す前での「指導」に対しても力を入れていきます。
しかしながら、当該現場ではかなり指差呼称が浸透していました。
普段から隊長を中心に指差呼称を取組んできた形であると感じます。
 営業所としても支社としても浸透は高まりつつあると感じていますが、
まだまだ満足できるレベルには達していないため
これからも指差呼称の発信と、またトンネル内で事故・怪我が発生しないよう
調査活動を続けていきます。


【川元より】
新人がいる中で全体的にスムーズに撤去作業が行われており、
全員が規制の理解度が高い印象を受けました。
しかし標識車が下がるとき、車両の後方に入ろうとしたり、ステップを使わず降りようとしたり
まだできていない部分も多くあり帰社後のフィードバックで指導。
事故周知や送り出しなどで教育する場面はあれど当たり前にやるまで浸透させれていないと感じました。
送り出し教育や面談での指導方法を見直し、
全隊員が当たり前にやれるよう今後も継続して指導教育を行って参ります。



パトロール実施者:西宮営業所 朝賀主任
神戸西営業所 川元副主任 
日時:2025年06月06日 14:30~17:00
天候: 天気 晴 気温 25 ℃ 湿度 57 %
教育対象者:5 名
(システムチーム 黒野)