営業所パトロール 中央自動車道下り線便乗(多治見営業所)




ブリーフィング内容


❏欠梁橋(かけはなばし)班
・役割分担と車両乗合せ確認
・今日の作業内容と入場車両の確認
・昨日橋梁のアスカーブに一般車両が接触しパンクして規制内へ進入
 ⇒事故や故障車があれば地点や車両の位置kpは正確に​伝達する

❏北市場班
・車両乗合せ確認
・今日の作業kp、作業内容と入場車両の確認
・昨日の事故車流入を踏まえ、何かあれば隊長
 ⇒お客様のフローチャートを忘れずに!
  kpは特に正確に教えてください。

❏佐藤所長代理より
・昨夜から雨が降っている、止む予報であるが
 視認性の悪さを考慮して光り物装備と一般車両への大きな合図を心がける
・自分がいる位置は危険でないか?巡回時や保安時はカーブやバンクの低い位置避ける
・「いつも通り」と思い込んで作業にあたらない。惰性で作業をせずに都度の確認
・上り通止め 反対車線で現場の先​だが巡回車などに影響を及ぼすかも





所感


当該現場は5月より固定規制(一部対面通行規制区間)となり、
乗り込みでの車両誘導・上流監視・巡回車パトロールと
渋滞時横出しの頭押さえの現場となります。


巡回車両の運転手3名には、
法定速度と車間保持をするようにと指導しました。
また、黄色い公団色のハイエースを使用しての巡回業務の為、
ICやJCTでの合流トラブルを起こさない様に
一般車への配慮を忘れないことをお願いしました。

現場はカーブが多いため見通しが非常に悪く、
上流側の作業帯である欠梁橋の手前にはトンネルがあり、
北市場は下り勾配となっており両作業帯共に上流が見えにくいという危険があります。
共用車線側での上流監視や一般車への注意喚起は、
こちらの姿が一般車から見えていないこと、
万が一の逃げ場の確保とイメージトレーニングをしておくことを指導いたしました。

工事車両の流出時においては巡回車、上流確認者、
流出合図者が無線機にてしっかり連携が取れておりました。
また流入時の後続車両への徐行喚起も大きく明確な合図を出せていました。
線形が悪い現場ですので、上流確認者は曖昧な指示を出さないこと、
時間がかかっても焦らずに離隔を取ることを指示いたしました。

この日は昨夜からの雨の為天候が思わしくなく気温はそれ程上がりませんでしたが、
雨の影響と地域性によりジメジメとしとした体感でした。
今後気温と湿度が高くなり熱中症の危険性が高まるため、こまめな水分補給と塩分補給を
行う事、自覚症状だけでなく仲間の異変を感じたら
速やかに連絡して休養させることを指示いたしました。






パトロール実施者:多治見営業所 佐藤所長代理
小原主任 
日時:2025年05月30日 10:00~13:00
天候: 天気 曇 気温 24 ℃
教育対象者:11 名
(システムチーム 黒野)