設置パトロール 国道19号線下り線右車線規制(多治見営業所)




ブリーフィング内容


・資材車の2名は予告看板設置、車載車助手は後続車両への追い出し誘導。
 原則として車載車の運転手は降りてこない。 
・工事予告看板の設置場所確認
・Grなど構造物への固定、構造物が無ければ土嚢養生を重点的に行う。
・のり面の樹木や路肩部の雑草で看板が見えにくくない場所を選ぶ
・山間の為カーブが続き後続車両からはこちらが見えていない。
 車載車はカーブの手前にて後続車から見えやすい停車位置を。
・予告看板設置後、追い越し車線への車線変更は上流監視員の合図を遵守。
 テーパー部はトンネル坑口から距離が短くしかもカーブしているので
 十分な離隔と一般車両への大きく明確な合図、
 そして上流監視員と運転手の無線でのコミュニケーションが不可欠である。

佐藤所長代理より
・上流監視員の立哨場所と足元に注意すること
・少しずつ暑さが増して湿度も上がっている。
 本日は曇りで日差しも気温もさほど高くないが
 油断せずに水分補給とクールダウンを行うこと。







所感

車両と監視員の配置を考えること、
トンネル内と路肩部の足元注意、熱中症対策について指導しました。

現場は上り線の昼夜連続規制(夜間は養生のみ)がメインであり
今回の下り線は中央分離帯Grの一時撤去と車両搬入の為の規制となります。



国道19号線は岐阜県南東部と愛知県を結ぶ主要幹線道路であり、
朝の通勤時間の交通量が非常に多い危険な場所であります。
ブリーフィングでも上がっていた様に、
予告看板設置場所及びテーパー部起点は線形が悪く一般車の速度も速いため、
車載車の停車位置、追い出し誘導員の立ち位置には
時間を掛けて話し合いを行っていました。
また現地では見通しの善し悪しに対して、
BF内容にプラスして自分たちの感覚を落とし込んで配置することが出来ており
街路現場に必要な『考えて臨機応変に対応する』チカラを見る事ができたのが収穫でありました。




『現地判断』は当社の業務上不可欠であり、
今回のような線形が良くない規制場所は事故の危険が多い一方で
安全意識と危険意識を養う良い機会でもあります。
その感覚こそ自分たちを守る最大の武器でありますので
今後も現場パトロールを通じて安全意識の更なる向上を促してまいります。


今回の規制場所に関して、
「トンネル坑口からの距離が近いので更に安全な規制場所を考えてほしい」
とのお話があったそうです。
私たちが培った知識と感性をお客様へ還元してお力になれるように努めてまいります。






パトロール実施者:多治見営業所 佐藤所長代理
小原主任 
日時:2025年05月23日 09:00~11:00
天候: 天気 曇 気温 21 ℃ 湿度 58 %
教育対象者:4 名
(システムチーム 黒野)