安全パトロール 国道302号線上下線保安業務(名古屋東営業所)




ブリーフィング内容


①現場内での各ポジションの役割説明
(1)注意点の説明
・通行止め内に歩行者が誤ってはいらないようにしてください。
・不審な方がヤード内に入らないようにすること。
・車両誘導はギリギリを攻めずに余裕をもって行うこと。
・見られている意識を持って保安すること。
・鉄板の継ぎ目など段差等が各所に点在しているため、
 慌てず足元の確認をして移動すること。

②緊急時の退避場所の確認
・退避した際に危険個所の有無の確認をすること。
・思い込み等で勝手な行動をしないこと。

③ヤード内から車両流出時の誘導について
・工事車両は低速発進なので、
 車間距離を十分にとり安全なタイミングで流出させる。
・別ヤードに移動される際は、
 事前に別の保安員へ無線で連絡を取るようにしてください。

④熱中症に注意
・気温は高くないが油断せずに塩分、水分補給をこまめにお願いします。
*違和感があったらすぐ報告ください。




所感


工事内容は橋脚の耐震補強を昼夜で行なっています。
日中は終日固定規制内の保安と車両誘導がメインとなる現場です。
急なパトロールにも拘わらずお客様と挨拶させていただいた際には
現場職員との関係性も良好な様子が窺えましたので、
今後も安心して現場を任せていけます。
現場の状況としては固定規制の各出入口から
工事車両が頻繁に入っていたため保安員と、
誘導員は自身が事故にあわないよう緊張感を持ちヤード内であっても
油断することが無いようにしなければいけません。
また誘導中に関しても、周囲では作業員がヤード内を頻繁に行き来しているので、
誘導ミスにより工事車両が仲間を轢いてしまうリスクもあります。
そのような悲しい事故を引き起こさないためにも、
プロ意識を全員が持ち周囲への警戒ももちろんですが、
周囲確認をした後に声掛けによる人払いを事前にしてから
誘導するように改めて指導いたしました。
作業員、お客様と現場内で作業間の打ち合わせを行う際も
正対若しくは安全な場所に移動をするように指導いたしました。
まだ4月初旬で過ごしやすい気候ではありますが、
当日は汗ばむ暑さではあったので熱中症の危険も考えなければいけないなと感じました。
夏に向かい徐々に熱中症へのリスクも高まっていきますので
現場職員にも体調管理をしっかりしていただくように指導していくとともに、
日頃からコミュニケーションをとることで異変があっても
早く気付けるようになると思いますので、
今後もコミュニケーションを継続していきたいと思います。




小葉松所長総評
現場の隊員方々には、春の交通安全運動週間ですので
運転時には右左折時の巻き込みや横断歩道の手前の徐行等の細かい部分の
運転時の注意をして頂くように指導を致しました。
また、車両停止時の指差呼称につきましても
現場で浸透させるように指導教育を致しました。
置場の出入口の誘導については、R302号線に面しているため
大型車両が多く走っているので確実に出せる車間で誘導し
安全を第一に優先して作業するように周知致しました。
早矢仕隊長は、お客様と良好な関係を築いているのが見れているので
安心して現場を任せることが出来ています。
ここ最近の集中工事中の現場手配は、
新人隊員さんが入る比率が増えてしまうので怪我や事故が起きないように注意して
指示をして頂くようにお願いを致しました。
これからも3年ほど工期がある現場なので
今後もしっかりと安全作業を継続できるようにフォローや教育をしていきます。






パトロール実施者:名古屋東営業所 小葉松所長 
合田インターン
日時:2025年04月11日 08:00~11:00
天候: 天気 曇 気温 22 ℃ 湿度 53 %
教育対象者:6 名
(システムチーム 黒野)