営業所パトロール 中央自動車道上り線走行車線規制(飯田営業所)




ブリーフィング内容


撤去前の打ち合わせはあったようですが、
ブリーフィングが全体での打ち合わせは省略されていた。





所感


■ 現場確認内容
1.矢印板の土嚢設置状況
矢印板の設置状況は良好であり、
土嚢による固定も適切に行われていた。
風等による転倒・ズレの心配はなく、
安全性が確保されていた。

2.ヘルメット着用・待機状況
作業員は全員ヘルメットを着用し、
待機中も外すことなく適切な装備を維持していた。
安全意識が定着している様子が見受けられた。

3.輪留めの設置確認
 車両については、すべてにおいて輪留めが設置されており、
車両の不用意な移動を防止する措置が徹底されていた。

4.飛散防止ネットの設置状況
 トラックの荷台には飛散防止ネットが確実に展張されており、
荷物の落下や飛散の防止がなされていた。

5.「止まるぞー」設置間隔の確認
 「止まるぞー」の設置は60m間隔で適切に配置されており、
通行車両への注意喚起として有効に機能していた。

■ 指摘事項・改善点
6.逃げ場の確保不備
 一部作業箇所において、
万が一の際に避難するための「逃げ場」の確保がされていない
状況が見受けられた。緊急時の安全確保のため、速やかな改善が必要。

7.車内の清掃状況について
 作業車両の車内清掃が行き届いておらず、
ゴミの放置や備品の散乱が確認された。清潔な環境を維持し、
業務効率や印象の向上にもつながるため、日常的な清掃の徹底が求められる。

8.連勤による打ち合わせの省略(最重要事項)
 現場では連続勤務の隊員が多く、「昨日と同じメンバーであること」を
理由に朝の打ち合わせが簡略化・省略されていた。
 その影響として、逃げ場の確保忘れや細部の安全確認の漏れ、
作業手順の再確認不足が発生していた可能性がある。
 どんなに同じメンバーでも、打ち合わせ・指差し確認は毎日必須であり、
安全管理の基本動作として再徹底が必要である。





パトロール実施者:飯田営業所 藤林主任
日時:2025年04月04日 09:00~13:00
天候: 天気 晴 気温 10 ℃ 湿度 60 %
教育対象者:12 名
(システムチーム 黒野)