営業所パトロール 阪神高速道路4号湾岸線下り線走行車線規制(西宮営業所)




ブリーフィング内容

【隊長から】
・油断せず一つ一つ確実に対応していきましょう。
・反転路は、南港南から大浜になります。
 問題ないかと思いますが、反転路の確認は全員で実施します。
・作業帯は規制エンド近くの遮音壁部分となります。
 変更があれば共有します。
・週末に差し掛かります。
 一般車の動きには十分気を付けていきましょう。


【内勤から】
・湿度は高いですが、乾燥していなくても火災は起きます。
 発炎筒の取扱いには十分に気を付けましょう。
・西宮のみでの編成になります。
 「やりやすい」部分もあるかもしれませんが、
 油断せず準備してやっていきましょう。
・延伸部は右カーブを描いています。
 延伸設置にあたる職員は上流への意識を
 しっかりと持ってやっていきましょう。
・現場基地内に大型の作業車等の工事関係車両が止まっているので、
 構内事故を起こさぬようしっかりと全員で危険個所の共有をお願いします。
・当該お客様の現場もだいぶ慣れてきた頃です。
 「慣れ」が油断に変わり事故に繋がることがありますので、
 しっかりと緊張感を持って対応しましょう。




所感


現場は阪神高速道路4号湾岸線の下り走行車線規制。
今回、6名編成となり1名は本線規制部の
路下監視として配置しているが、本線規制の設置パトを実施。
規制場所は三宝ICから大浜IC間の規制となり、
テーパー部は直線であるが、延伸部は右カーブを描く場所である。
どの作業においても「正対作業」は必須であるが、
カーブを描く延伸部はより一層の「危険」に対する
アンテナを張るよう現場職員へ指示。



本線規制対応の5名のうち1名が自身の役割について
少し整理が出来ないいない状況であったが、
隊長が所内ブリーフィング時に時間をかけながら
説明を繰り返し実施し、役割を理解している姿が伺えた。
現場基地内を確認すると他社警備会社・工事関係車両が
多く停車していたので、再度構内事故防止に努めるよう指導。

規制出発前も規制設置中も各職員同士、
口頭や無線を使用しコミュニケーションを取り連携は良好。
ブリーフィングに時間をかけていた1名の職員も
多少の焦りは見受けられたが役割通りの動きをしていることを確認。
発炎筒の投下場所も問題なく、ガード車から「発炎筒よし」という
指差呼称を実践している姿を確認し、継続して行うよう依頼。
しかしながら、停車時5秒ウエイトに関しては
早く次の作業に移らなければという意識が強く、
まだまだ課題がある。
こちらに関してはしっかりと継続した教育が必要であるため
設置パトあるいは撤去パトを重点的に重ねる必要があると感じる。



 また、延伸部の設置の際、上流監視員を配置してはいるものの
延伸設置者の上流への意識が弱く感じたため、
一旦止めて上流への意識と確認をしながら作業するよう指導し、是正を確認した。

出来ている部分もあるが、課題もまだまだ多くあります。
一つ一つ課題を克服し事故や怪我の発生を「0」に少しでも近づけれるよう、
現場職員とともに問題意識を持ちながら
日々の規制作業を対応し、お客様の信頼獲得に尽力してまいります。




パトロール実施者:西宮営業所 朝賀職員
日時:2025年03月21日 23:30~01:00
天候: 天気 晴 気温 10 ℃ 湿度 70 %
教育対象者:5 名
(システムチーム 黒野)