所長パト 中央自動車道上り線2/3走行規制(八王子多摩営業所)

ブリーフィング内容

所感

貴島
この規制形態は従来コーンで1段目と2段目の間の平行部を延伸するのですが、
平行部すべてがコーンを矢印板に変わっている点が他規制とは大きく異なる点になります。
いつもより大幅に矢印版が多くあることにより一般車への注意喚起の効果は大きいですが、
規制設置撤去に時間を要すること、飛散防止対策により注意しなければいけないという点があります。
見た目の安心感、実際の安全面、所要時間のリスクなど様々な問題点を天秤にかけて
工夫しなければいけない点、何が最善策かをこれからも考えていなかくてはなりません。
今後も隊長会や安全大会で講義を重ねて「当たり前のことを当たり前にやる+α」の意識を
定着していくことを使命と捉え、現場と向き合っていかねばならないと感じました。

小坂
安全対策として並行部(第一テーパー終点~第二テーパー起点)も矢印板を設置している現場です。
しかしながら第二テーパーは線形の悪い場所であり、車線変更が遅れる車両が多いように感じました。
追加の対策としては「右へ」や「車線減少図」など視覚的に分かりやすい看板の設置が良いと思います。
また、使用後の荷台の飛散防止対策は土のうではなくロープやネットの活用を指導しました。
これから夏休み期間に入り、この路線に慣れていないお客様も増えると思いますので
早めに相談を行ない現場の安全環境の向上に努めて参ります。

中林
〇ブリーフィング時 
 指摘事項…内容が多く理解がついていかない様子も見受けられた
      →要点を絞り伝え方を考えること
〇資材準備時
 ・装備品を着用している
 ・重量のある資材は複数人で運搬している
 ・荷台は使用資材の効率を考えながらも、整理整頓できている
 ・ロープ、ネットを使用し飛散防止対策ができている
  嵩張る資材を工夫して積載できていました。
  飛散防止対策としてネットやロープを使用するのはもちろん
  発電機や発炎筒消火BOXもワイヤーで車両に固定できていました。
 〇予備標識設置~テーパー設置、延伸設置
 ・予備標識設置時、車載車運転手は設置された予備標識を一つ一つを確認していた
   その際、規制図を見ながら確認し指差呼称を行っていた
 ・監視員と作業員を完全に分けていた
 ・作業員は上流の一般車を意識し作業を行っていた
 ・指差呼称を行っていた

パトロール実施者:八王子多摩営業所 貴島 所長
中林 係長
第三業務部 安全室 小坂 主任チーフ
日時:2023年07月04日 05:00~09:30
天候: 天気 晴 気温 27 ℃ 湿度 70 %
教育対象者:6 名
(システム課 楠本)