設置パト 中央自動車道上下線追越車線規制(諏訪営業所)
ブリーフィング内容
■上り班
資材車・標識車:ジャンプ・横断時、十分注意する。
発 炎 筒 :車間をよく見て安全に焚く
バック誘導 :障害物との距離を目視しつつ、自分の安全を確保する。
外側線側で誘導し、運転手から見えやすい位置で誘導する。(死角に入らない)
■下り班
資材車・標識車:車両バック時、後方確認確実に
発 炎 筒 :横断の時の合図方法の打合せをしっかり行う
テーパー :作業時も上流を意識して行う。
全 般 :作業手順と合図方法の確認を適宜行う
所感
中央道・上下線中分規制の現場パトロールを実施。
今回は下り班の規制設置~上下班の現場保安までパトロールを行いました。
○良好点
*設置時(下り班)
・ブリーフィングにて役割を明確にしており、現場では皆スムーズに動けていた。
・チーム内のコミュニケーションが良く、応援隊員さんへの指示出しも丁寧で良好。
・停車時4点セット、全使用車両で確認
*規制・保守・保安・巡回
・ダブル土のう、カラビナワイヤーなど各資機材への飛散対策がしっかりとなされていた。
・テーパー終わりからの緩衝区間100mの設定・立ち位置・バック事故防止措置実施
(3本コーン+用心棒設置)
▲是正点・指摘事項
*設置時(下り班)
・中分側への横断時、笛の合図が小さい → しっかりと笛を吹くようにとその場で注意・是正
・横断時の車間距離(離隔)が不足している。 → その場で注意・是正
・テーパーの矢板の向きが斜めになっている。
→ 標識部の中分側等では矢板が共用車線にはみ出してしまう為、仕方ない部分もあるが、
テーパー部では平行に置くようにと指導、テーパー設置後すぐに修正
*規制・保守・保安・巡回
・特に指摘事項はなかったが、工事用車両が多いことと、ガードレール支柱の打ち込み作業の
騒音があるため、周囲の安全確認に努めること、巡回時など規制内を移動するときは、共用車線から
離れた位置を歩くようにと指導。
■FB・総評
*隊員帰社時にフィードバックを実施。
・横断時、合図がわかりづらかったり、車間距離が不足している状況での横断は大変危険。
高速を走行中に目の前に人が現れたら一般ドライバーはどう思うか。また、万が一転倒した場合は
どうなるのか。
想像力を働かせて危険意識を育むことが大切。自分本位の考え方では仲間は守れない。
不要なリスクはすべて取り除き、より安全で円滑な作業を行っていくようにと指導しました。
*総評
・設置パトロールに行くと気が付くことが多いと改めて実感しました。
自分が現場にいた頃より進んでいる部分もあれば、足りていないと感じる部分もありました。
忙しい時期に入っても、継続的に設置・撤去パトを行い、教育に取り組んで参ります。
パトロール実施者:諏訪営業所 村上 所長
赤羽 主任
日時:2023年03月10日 07:30~11:00
天候: 天気 晴 気温 10 ℃ 湿度 80 %
教育対象者:12 名
(システム課 黒野)