所長パト 中央自動車道 上り線 走行車線規制(甲府営業所)


ブリーフィング内容


全体の流れの説明 
・久しぶりの現場となるため、忘れ物等が無いようチェックを怠らず出発する
・交通量が多い箇所での規制になるため、いつも以上に正対作業と作業時の監視員完全配置を忘れない
・本日規制内でポンプ車を反転させる為(協議済み)、車両を挟む形で誘導員を配置し、
 停止合図は的確に行う
 →朝礼時に事前に代理人様と打ち合わせを行い、合図の方法等を確認し合う
  本線側に車両がはみ出ないようにする(ギリギリをせめない)
・発炎筒の消火確認を行い、火災防止に努める
・飛散対策の徹底(ロープ・ブラケット・ワイヤーの有効活用)

所感

【良好点】
・適正立哨を守り保安ができている
・設置している資材類の飛散対策が徹底されている(ロープ・ブラケットの使用)
・保安姿勢(旗だけでなく、警笛を常に咥えて急事に備えられている)


【是正点】

・発炎筒消火用のポリタンクは準備されてはいたが、ポリタンクの半分まで
 使用後の発炎筒が詰まっている状態であった(水も少ない)。
 携帯していることが目的でなく、発炎筒をしっかりと消化できる状態のものを
 準備しなければ意味がないことを改めて指導。
 →帰社後に中身の破棄と、水の入れ替え済み
・不必要な看板が積載されていたので、都度で荷下ろしをするよう改めて指導
 →帰社後にも飛散事故を踏まえて再度教育を実施
・グリーンキャップが流入後も設置しっぱなしとなっていたので、その場で是正
 →流入するお客様・作業員さんの誤進入も十分考えられるため、不要なものは片づける習慣をつける

【所見】

当現場は1ヶ月ぶりの規制業務であったこと、代理人様が変わられたこともあり、
3H(久しぶり)パトロールを実施して参りました。
現場状況としては、左カーブに差し掛かった箇所がテーパーはじめであり、
日中は大型車両も流通が多い場所となります。
そういった場所での久しぶりの規制業務ではありましたが、
全体的に隊長を中心に良くまとまっている印象を受けました。
特に飛散対策においては、ブラケットの使用やロープでの捕縛もしっかりとなされており、
甲府営業所の意識レベルも少しずつ高まってきている、
徐々に習慣化されてきているのを実感できました。
しかし一方で、不必要な看板が積載されていたり、
消火用のポリタンクの中身までチェックされていない等、不十分な部分もあります。
今期も残す事1ヶ月半となり、来期ではリニューアル工事をはじめ高稼働が見込まれる中で、
今期の残り時間をどう使うかがカギとなってきます。
改めて教育に時間を費やすとともに、隊長格を中心に意識レベルをもう一段階上げ、
来期に向けた準備を整えられるよう努めて参ります。

パトロール実施者:甲府営業所 坂本所長
               阿部職員
日時:2023年2月15日 10:00~12:00
天候:天気 晴 気温 7 ℃ 湿度 15 %
教育対象者:6 名
(システム推進室 安富)