安全パト 中央自動車道 上り線 走行車線規制(八王子多摩営業所)
ブリーフィング内容
本日の注意事項
・時間がないため少し急いでの設置になると思うが、
急いでいる時こそ慎重に省略行為をせずに作業を行うこと
・飛散防止対策を十分に行い全員で確認すること
・風が強くなるため看板設置などブラケット等を使用して倒さないようにすること
所感
規制設置パトロールを実施しました。
本日は、ブリーフィングから参加し出発前に飛散対策についてもう1度確認を行い現場に向かいました。
そのうえで今回は9日の安全目標である「発炎筒の消火対策と消火目視確認」を
今日のプラスワンとして指示しました。
実施した結果、下記の通りの好事例、指摘事項となります。
好事例
・デリネーターの電池を全て変え視認性の向上に努めていた。
・風が強くなっていたことで隊長が臨機応変に対応し、
看板をブラケットで固定したうえで土嚢を乗せるといった指示をし、飛散防止に努めていた。
・隊員自ら出発前に荷台の掃き掃除を行い転倒防止、荷台の整理整頓に努めていた。
・ブリーフィング時、隊長の指揮のもと、隊員に対し事細かく指示をしていたことが印象的だった。
・隊長の隊員に対する指摘の仕方が「なぜダメなのか、どうすればよかったのか」を隊員に考えさせ、
正解へと導かせている指導方法が印象的だった。
指摘事項
・隊長より指示を受けた隊員の理解度が低く、連携が不十分であった。
→分からないままにしない。曖昧にしたまま行動に移さないように指導した。
・ドラレコのモバイルバッテリーの持ち出しを失念していた。
→シガーにて電源確保確認。出発前に忘れ物の点検をするよう指導した。
・第二資材車の荷台にライト等が設置されておらず、暗い中での作業となっていた。
→あらかじめライトを持参し、暗い中で作業をしないよう指導
・発炎筒を入れるバケツの中に水が少量しか入っていなかった。
→出発前に水が入っているか確認するように指導
・予備標識設置時に資材車と車載車の車間が不十分であった。
→工事規制作業要領に明記されている通り車間空けるよう指導した。
今回初めて高速道路のパトロールを実施させて頂きました。
実施した結果、飛散対策の意識が高い者、そうでない者の差が大きいと実感しました。
意識の高い者は、ロープが出来ているか等の確認を最後まで行っていたが
そうでない者はどこか他人任せになっているという意識が感じ取れました。
事故に対する意識をもう一段階上げていかないと、また同じことを繰り返してしまうと思いました。
また、今回プラスワンとして指示した「発炎筒の消火対策と消火目視確認」については、
バケツの水が少なかったといったことがあったり、一つ間違えたら火事になりかねないということを
念頭に置いて仕事に従事して頂きたいと強く思いました。
しかし、水が少なくなっていたこと、モバイルバッテリーの忘れ物など
私が気が付いていれば防げた事由だと思います。
今後、規制パトに同行する際には、このようなことがないように
細心の注意を払って取り組んでいきたいです。
パトロール実施者:八王子多摩営業所 飯塚職員
日時:2023年2月9日 16:30~21:00
天候:天気 晴 気温 2 ℃ 湿度 30 %
教育対象者:8 名
(システム推進室 安富)