所長パト 中央高速道路 下り線 車線規制(八王子多摩営業所)
ブリーフィング内容
所感
(貴島所長代理)
規制設置パトロールを実施しました。
この日は昼夜合わせて夜間高速現場が4現場あり、すべての現場で設置同行をする予定でしたが、
雨天中止が1現場あり、3件の設置同行パトロール実施となります。
ブリーフィングから立会いをし、ルールに関する説明を行いました。
ルールを知っていることは当たり前、しなくてはいけないことをするのも当たり前、
してはいけないことをしないのも当たり前。
八王子保全のルールは当社だけでなく、すべての作業員が守らなければいけない最低限のルール。
ルール上OKだからしてもよい、ルール上ダメではないからしてもよいではなく、
今みなさんに求められていることはプロとしての意識。
当たり前のことを当たり前にするのではなく、当たり前のことをしながら+αをして効率化、
更なる安全化を図ることがプロの仕事です。
いつもしていることに疑問を持ち、みんながやっている、先輩から教わっただけではなく、
それが本当に安全なのかを考えて行動してほしい。
10秒20秒の短縮にリスクを負い、1分2分の短縮に省略をしていることはないか、
今一度考えて行動してほしいことを告げ、今日の+αは「1つ1つの行動に返事をする」という
今日のプラスワンを指示して現場へ出発しました。
予備標識設置でも作業員だけでなく上流の監視員や運転手までも確認し、無線で「標識OK」のやり取り、
荷台からの受け渡し時、受け取り側からの「はい、もらった」の掛け声など、
1つ1つの行動に返事があることへの安心感を実感してもらいました。
テーパー設置時の追出しは、わかりやすい誘導を意識するよう横で指導を行いました。
延伸設置でも荷台監視員が大型車が通る際には「大型ー」など設置要員に知らせるよう
コミュニケーションを教育。
看板設置ではブラケットだけではなく、
ワイヤーでガードレールに繋ぐことで絶対的安心感を指導しました。
(中林主任)
規制設置パトを行いました。
指摘事項
・制服、身なりの整っていない者が見受けられる。
皆さんが身に着けているのはシンコーハイウェイサービスの制服です。
常に周囲から見られていることを意識し、正しく着用してください。
・立哨時、何を見ていますか?正対するだけでは意味がありません。
正しく前を向くのはもちろん、一般車の動向に注意し
危険を感じた際にはすぐに警笛を吹けるように。
下流で作業する仲間、お客様に危険を知らせ、逃げ場を確保するのが監視の役目です。
・車内整頓が不十分である。
ダッシュボードに物を置かない、ゴミは一纏めにして最後に必ず捨てること。
他の人が乗った時に不快に感じます。自分の車ならこうはならないはず。
※一部の車両には小物の散乱防止用に小さな籠を設置したりと、工夫している様子が見られた
・薬剤散布用のシャベル
→飛散防止用に上に土嚢が置いてありますが、本当にこれで安全ですか?
シャベルが置いてあると知らずにこの上を踏んだ場合、どうなると思いますか?
事前に危険を察知する力をつけましょう。
一人ではなく皆が危険を回避する意識を持ってください。
・消火用のペール缶が機能していない。発煙筒のカスを毎回掃除すること。
・作業中、制服のポケットに財布などの貴重品は入れておかないことが望ましい。
落としたり紛失のリスクがある。
好事例
・前回の規制後、今回の規制を見据えて荷台を予め整理している。
当日の準備は最小限に抑えられている。
・ブリーフィングがしっかりとできている。
お客様の意図を理解し、その日の流れを全員が理解できている。
・テーパー設置時、手間にならないよう事前に荷台を整理し
必要な物を素早く取り出せるよう工夫している。
・延伸設置時、前進する資材車の荷台の上で常に笛を咥えている者がいた。
危険が迫った際、すぐに吹ける状況なのは良い。
・規制設置後、すぐに工事用車両を呼び込めたことは良かった。
段取りが非常に良く出来ているので隊員同士の連携も取れていた。
(飯野職員)
規制設置パトを実施。
評価できる5つのポイント
・出発前、規制を行う場所の確認及び協議書の確認の実施。その場所の危険箇所なども周知。
・出発時、標識車の電光掲示板を指さし確認するとともに運転者への周知を実施。
・資材準備時にコーンの数量出しを行い、延伸完了時にコーンの残数が2割になるよう積み込み。
・予備標識設置の際、表示を指さし確認。
・延伸の際、対向車への注意喚起強化としてピカッチをバケット内に設置。
改善、指導すべきポイント
・ロープ交換の未実施。→必要ロープ数の確認を行い、交換するよう指導して参ります。
・資機材を荷台から受け渡す際の掛け声の未実施。→掛け声なしの危険性を周知。
・延伸時、コーン張り出し時に対向車確認の少なさ→慣れが原因だと考えられます。
コーン張り出し時は特に対向車へ注意を払うよう指導してまいります。
・回送時にヘルメットの未着用→回送時にも工事車両に乗っている側として
ヘルメットを着用するよう指導して参ります。
指示事項
今回は標識間違いを起こさないよう、指さし確認を徹底するよう指導して参りました。
標識を間違えてしまうと協議違反になりかねないので、継続して指さし確認を指導して参ります。
パトロール実施者:八王子多摩営業所 貴島所長代理
中林主任
業務統括 安全部 飯野職員
日時:2023年2月8日 09:00~22:00
天候:天気 雨 気温 5 ℃ 湿度 30 %
教育対象者:22 名
(システム推進室 安富)