中央自動車道 下り線 登坂車線規制(八王子多摩営業所)
ブリーフィング内容
・作業時の役割分担、保安場所・流入場所の説明
・搬入車両の確認(車両の形状・大きさ)
・正対作業の徹底
・とまるくん設置撤去時も監視員の配置
所感
台風の影響で先週は比較的気温が下がっていましたが
今週から昼はまた油断できない気温となりますので、飲み物の補充も兼ねて現場に向かいました。
立哨人数や配置箇所、協議違反確認、ヒヤリハットの聞き取りを現場で行います。
規制内で同時に複数個所搬入作業が発生するので慣れていない隊員へのケアが大切になる現場でした。
隊員にも丁寧な指示で、隊長自ら指示するだけでなく八多摩隊員を通して指示させるなどして、
次期隊長育成にも力を入れているようでしたが、
過度な指示・要求はミスにもつながるので一歩ずつ各事実にステップアップさせるよう指示しました。
立哨人数は75%立哨になっており、4名現場中3名が配置についておりました。
配置箇所は現場上流、開口部出入口誘導、テーパー監視員となっております。
規制は協議通りに設置されており、ヒヤリハットとしては上り坂での横出しになる場合に
一般車が渋滞してしまうことがある。
線形視界も良くはなく、スピード出している一般車がいると一般車同士の事故が怖いとのことでした。
横出しの場合には上流に更に監視員を配置して
十分な車間で安全に流出させるよう教育して参りました。
ここ最近は路肩規制・便乗工事メインで動いている現場です。
慣れのせいかコーンの設置位置に違和感があったりと
細かな部分の見落としが目立つので指導し修正しました。
荷台整理が行き届いておらず飛散につながる非常に危険な状態であった為、
旗に関しては車内への格納を徹底するように厳重指導。
クーラーボックス、塩飴などを荷台・車内常備しており熱中症対策は良好でした。
飲料水を大量に買うことで車内のいたる所にペットボトルが散らかってしまっていたので
空のペットボトルはひとまとめにするなどして車内美化を意識するよう指摘しました。
立哨人数は66%になり、3名現場で規制監視員、現場監視員の2名配置になっております。
規制協議も問題はなく、ヒヤリハットとしては路肩が狭く、
一般車がすぐ横を通るのでコーンの設置撤去時にミラーなどが当たりそうとのことでした。
一般車の切れ目を使って設置撤去を行うようにし、
時間短縮よりも安全を第一に行動するように教育して参りました
現場出発前の身だしなみチェックだけでは指導しきれない部分があったため
現場で直接指導できる良い機会となりました。
パトロールに来ていなければどうなっていたかという場面もあったため、
隊員への指導不足、高速道路上という危険意識の低下もうかがえました。
今後はより一層送り出しや隊員への聞き取りに力を入れ、事故防止に努めてまいります。
パトロール実施者:八王子多摩営業所 貴島所長代理
佐熊職員
日時:2022年09月26日 14:00~16:00
天候: 天気 晴 気温 32 ℃
教育対象者:5 名
(システム課 黒野)