所長パト 道央自動車道 上下線 ランプ規制(札幌営業所)
ブリーフィング内容
●追分IC 通行止班(A班)
・テーパー設置及び本線閉鎖時に一般車の誤進入に伴う接触事故に備え監視員配置と
逃げ場の確保を徹底する
●上り路肩ランプ班(B班)
・ランプ閉鎖時は一般車の切れ間を十分に取り、延伸設置中の誤進入事故の防止に努める。
●下り路肩ランプ班(C班)
・ランプ閉鎖時は一般車の切れ間を十分に取り、延伸設置中の誤進入事故の防止に努める。
所感
●追分IC 通行止班(A班)_6名/3台
良点
・指定されている配置箇所に加え巡回要員を立てており適正な立哨を実施していた。
・規制資機材等の設置物へのW土嚢や矢板ロープがされており、飛散防止対策が徹底されていた。
改善点
・待機交代時、車両から本線に向かう際に、法面移動があり
転倒労災が予想されるので危険性を説明し通行止内の舗装されている場所を移動するよう指導。
●上り路肩ランプ班(B班)_3名/2台_設置パト実施班
良点
・入口固定ポジションとテーパー監視ポジションに分かれ確実な配置がされていた。
・規制資機材等の設置物へのW土嚢や矢板ロープがされており、飛散防止対策が徹底されていた。
・横出し時の上流監視員との無線連携も的確であった。
改善点
・台車使用時の固定が甘い。
台車逸走事故例を挙げ、手放し時のロックの重要性を説明し使用後は必ず車両に戻すよう指導。
●下り路肩ランプ班(C班)_3名/2台
良点
・規制資機材等の設置物へのW土嚢や矢板ロープがされており、飛散防止対策が徹底されていた。
改善点
・テーパー監視については配置箇所から動かないこと。
また当該規制は見通しの良い規制の為、下流の入口対応隊員がテーパー監視位置まで見通せる為、
巡回の必要性がない旨も説明。
何れの班の改善点も少し意識すれば直せる部分であるが、
この「少し」が非常に大きな要因であることに気付かないことが厄介である。
日々の声掛けや送出し教育で「刷込み」を行い、
気付きが出来る環境と注意し合える環境を整えて行くことが肝要であると感じた。
パトロール実施者:札幌営業所 生形所長
日時:2022年08月29日 19:00~23:00
天候:天気 晴 気温 16 ℃
教育対象者:12 名
(システム推進室 安富)