安全パト 中央自動車道 上り線 走行車線規制(八王子多摩営業所)



ブリーフィング内容


・隊長から配車と最初の役割り立ち位置、待機の回しを説明
・作業車、待機車両の配置を説明
・作業流入順(内プラで後乗り班がお客様と打ち合わせ)

小坂より
・業務用プレートの期限日での夜間規制であるため、ETCカードのみを借入ているかの確認。
・夜間でトンネル内は風があるが、熱中症の可能性はあるのでこまめな水分補給を。
・トンネルも長いため並行部の設置撤去は無理ない速度で行い、
  必要なら一回停止して後退すること。
・過去の経験からテーパー設置時間に高速バスが入ってくる可能性があることを周知。

佐熊職員より直近の周知
・路肩撤去におけるルール
・サインライトの取り扱いについて
 ①サインライトの昇降は2名で行うこと
 ②降下防止のロックピンをかけるまでハンドルは離さない、ピンを外す場合は
  ハンドルを持ってから行う。
 ③テプラ等で注意喚起や目印、車内へのラミネート掲示。

所感

トンネル部、標準で5km以上の規制現場のパトロールを実施。
営業所でのブリーフィングは固定メンバーが多いこともあり、少し薄い内容と感じました。
規制班と後乗り班の監視位置についての説明はありましたが、
規制の役割や注意点を詳細に決めるように指示しました。

保全サービスセンターにて標識車の借入を行い、現地へ移動。
規制開始後、バス停部の本テーパー部からの設置パトを開始。
本テーパーの設置時のヒヤリハットとして、運転手の判断で横断をしようとしたため誘導員が停止指示。
環境的にゆるい曲線部で三車線区間はどの車線を走っているか分かり辛い。
この現場に限らず、横断は誘導員の合図で行うように運転手に指導。
また、テーパー設置後の荷台は供用車線側へロープが垂れており、使用済みの発炎筒が転がっていました。
作業前の荷台整理や荷台での転倒、発炎筒の再発火等を再教育し是正指示。
指示後の並行部の設置では荷台整理後に作業が出来ていました。

作業箇所においては点検車1台につき1名配置(4カ所)されており手順書通り。
その他、巡回2名テーパー監視1名で適正立哨を確認。
作業箇所と待機車両の車間が十分取れていないこともあり、監視員の視野確保のため車間は
最低でも20m以上は開けるように指導。
管理用通路の柵への接触防止のための監視も出来ていました。
立哨の確認、見られている意識を高く持つように周知し現場から離脱、パトロールを終了。

営業所から遠いこともあり、なかなかパトロールに行けないのが現状です。
隊員からの意見にもあったように、固定メンバーが多く慣れているが
細かい部分では指摘する部分もあります。
この現場に限ったことではなく規制の設置撤去は一番危険な部分でもあるので、
その部分のパトロールと指導を増やしていきたいと思います。


〇良好点 ・ハウスルールとしての適正立哨
     ・固定メンバーが多く、役割や動きが分かっている

〇是正点 ・固定メンバーが多いこともあり、ブリーフィング内容が薄く感じられた
     ・荷台整理(ロープのまとめ、使用済み発炎筒を消火ボックスに)が不十分
     ・作業車や立哨箇所から待機車両が近いため、
      監視員の視野を広げるためにも車間を取るように指導
     ・運転手は誘導員の合図確認後に移動するよう指導

御客様名:中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社
パトロール実施者:中日本支社 小坂チーフ
日時:2022年06月30日 19:00~22:00
天候:天気 晴 気温 27 ℃ 湿度 52 %
教育対象者:10 名
(システム推進室 安富)