支社長パト 中部横断道 上下線 通行止(甲府営業所)


ブリーフィング内容


■全体ミーティング
・通行止め開始~通行止め解除までの一連の流れを再度説明
 →各班時間で動かなければならない為、準備の徹底と一連の動きを再確認するよう指示。
 
・通行許可証の使用時の注意事項について再度説明
 →IC~TBの区間のみ使用可能のため、その他のICでの使用はP券事故扱いになる。
 →P券使用時同様に、各車両の使用区間をボードに記載し、使用時は必ず営業所へ連絡する。

■保安姿勢と見られている意識を常に持つ
・IC閉鎖班は、一般車両の対応が必須となるので、迂回経路の確認と応接時の態度に気を付ける
 →特に例年一般車から迂回経路を尋ねられる事が多いICについては、丁寧な対応を心がけるよう指示。

・通行止めにて一般のお客様に迷惑をかけている分、保安姿勢等はよく見られている。
 →服装や保安姿勢にはいつも以上に気を使うよう指示。

■他社でのバック事故、居眠り運転による物損事故について再周知
・他社でのバック事故について
 →正対作業の徹底に加えて、いつ車両がバックしてきても気づけるよう周囲への警戒は怠らない。
 →現場保安員や隊長は、車両の流出・流入だけでなく、車両が規制内を移動する際は
   必ず無線で各班員に知らせる。
 →いつ自分が加害者・被害者になるかわからない。注意してても事故は起こる事もある。
   1人1人が意識を高く持って業務に当たるよう再教育。

・居眠り運転の事故映像を元に再周知
 →疲れている中での運転をして頂いていることに感謝を伝え、無理をせずに休憩を取るように指示。
 →助手席や後部座席の人間も、運転手だけに任せるのではなく自分達も
   しっかり役割を果たすように指示。
  (話しかけたり、休憩を促すのも同乗者の役割)

■各班に分かれてブリーフィング
・各班隊長を中心に役割の確認や一連の動きについて確認。


所感

 本年度も春の通行止め規制を当社で請け負うことになり、3H(初日)に該当するため、新國支社長、
  新堀主任(安全部)にお越しいただき安全パトロールを実施致しました。
 例年とは違い、他の自部署物件の稼働が多い中での実施ということもあり、多くの新人隊員の起用、
  次期隊長候補の起用など、営業所全体で取り組みが必要となる現場となりました。

【良好点】
・ブリーフィングの実施が拡販されているほか、各々が役割を隊長に確認する様子が伺えた
・忘れ物確認を含めて、各班の工夫が見られた
・適正配置が行われているほか、時間で動けていた

【是正点】
・装備品確認の不足
 →装備品忘れは無かったものの、光の弱い夜光チョッキや誘導棒を使用している隊員が
   散見されたので、その場で是正。
  (電池交換を直ちに行うなど)


【所見】
 甲府営業所設立後3回目となる春の中部横断道通行止め規制を実施致しました。例年とは違い、
  他の自部署物件の稼働が多い中での実施ということもあり、多くの新人隊員の起用、
  次期隊長候補の起用など、営業所全体で取り組みが必要でした。
  そういった中でも、隊長・サブを中心に準備、ブリーフィングを入念に行えており、新人隊員も
  戸惑う様子もなく円滑に作業を実施できていました。
  甲府営業所にはベテランに位置する隊員がいない分、皆で話し合い、
  内勤も隊員任せにするのではなく、一緒になって考え行動しています。
  今後も驕ることなく、お客様にベストなサービスを提供できるよう努めて参ります。

【総評】
 中部支社 新國支社長
 久々に甲府営業所の安全パトロールとなりましたが、新人隊員さんの成長だけでなく、
  慣れない隊長業務をこなすメンバーの懸命な姿を見ることができました。
 甲府設立から3年が経ち、ベテラン隊員が少ない中でここまでやってこれたのは、
  隊員さんの努力の賜物です。
 今後もお客様に満足してもらえるサービスが提供できるように、また懸命に業務をこなして下さる
  隊員さんのためにも、まずは内勤の意識を高められるよう取り組んでまいります。

 安全部  新堀主任
 本通行止め規制の経験のある隊員を中心にしっかりと打ち合わせが出来ており、通行止め実施時にも
  新人隊員を含めしっかりと動けていました。
 内勤を含め事前準備の良さが感じ取れました。
 通行止規制は特に迂回案内時にクレームを頂くことが多いので、規制だけでは無く言葉使いや
  保安姿勢等細かい部分にも意識を向けお客様に満足して頂ける仕事を収められるように
  継続的な教育を行ってまいります。

 甲府営業所  坂本所長
 本年度は例年よりも、新人隊員を多く起用、次期隊長候補の起用を意識しチーム編成を致しました。
  これは甲府営業所の底上げを目的にしているだけでなく、日頃からの業務にも責任感を持って貰うこと
  隊長候補には日頃の隊長の苦労を肌で感じてもらう為です。
 今回は各々が責任感を持ち、分からないまま行動をする者は少なかったと感じております。
 3年目は節目の年であり、気を抜けば営業所は崩壊してしまいます。まずは、内勤が常に危機感を持ち、
  また現場を隊員任せにせず向き合って参ります。

 甲府営業所  阿部
 久しぶりの通行止めで全体としても入念に打合せが出来ていました。
  新人隊員さんが増え良い経験となってきています。事故無く1日1日終えられているのは
  隊員さんの意識の高さがあると思います。
  しかし、現状に満足するのではなく常に危険と隣り合わせという認識を持たせていくために、
  内勤の方でもブリーフィング時の周知に力を入れていきます。


パトロール実施者:中部支社 新國支社長
甲府営業所 坂本所長
阿部職員
業務本部 安全部 新堀主任
日時:2022年06月13日 17:00~21:00
天候: 天気 晴 気温 23 ℃ 湿度 70 %
教育対象者:16 名
(システム推進室 安富)