2022年06月度 運転訓練(八王子多摩営業所)


教育内容

1.直近のバック事故や逸走に伴う再周知と再発防止対策
  ・打合せと周囲確認後のバック
  ・死角等で誘導員の役割が果たせない場合は単独バックとなるため停車する
  ・ハンドル切りやミラーを畳んだままバックした場合は停車して立て直す

2.規制内を走行するにあたって右寄り、左寄りに走行する訓練
  ・左右を確認しながら前進後退する
  ・先のコーンを見ながら前進後退する練習


3.方向転換
  ・方向転換を行い車幅、車長感覚と特性を把握する
  ・最小限の切り返しで済むように、車両を所定の位置に停車させる


所感

・直近の事故周知は概ね知ってはいるが、実際に運転した場合忘れることもありその場で再教育。
 特にハンドルを切り過ぎてコーンを見失った場合、現場だと供用車線側にはみ出す又は
 障害物との接触の可能性があるため、すぐに停車し立て直しを行うように指導をしました。
・方向転換は経験が浅いこともあり、ぎりぎりまでバックしがちであった。
 特性を理解して必要な位置へ車両を移動させることが目的で、最終的には切り返しを少なく行えていた。
・ハンドルを目いっぱい切った場合のオーバーハングについては、
 受講者には理解してもらいたいので都度教育します。

小坂チーフから
バック事故が続いているので運転手としての意識の部分を重点的に教育しました。
運転が上手い下手より、危険な時に停まれることが一番大事。
新人さんも少しずつ増えてきているので、運転手として安全な環境を作り
(打ち合わせの徹底、周囲確認、誘導員が機能しない場合バック停止等)、
少しでも安全にバックするように指導をしました。
コーンに沿って前後進訓練においては最初は片方だけでしたが、
左右を見ながら運転出来るようになりました。
バック時は直近のコーンを目標にしてハンドルを切り過ぎていることが多く、
先にコーンも目標にするように指示をしました。
ベテランも新規の運転手もそのうち慣れて、ルール等を忘れてしまうことが多いと思います。
安大や日々の教育を行い、忘れにくい環境作りをしていきたいと思います。
井上支社長から
経験をすることで上達は見込めますが、止まれない人も多くいます。
下手でも慎重な人、止まれる人は事故を起こしにくいので止まれる人になってください。
ハンドルを握るということは責任が伴うことを忘れずにお願いします。

実施場所 :八王子多摩営業所駐車場内
教育実施者: 中日本支社 井上支社長
小坂チーフ
日時:2022年06月17日 09:00~14:30
天候:天気 晴 気温 26 ℃ 湿度 58 %
教育対象者:3 名
(システム推進室 安富)