送り出し教育・現場周知パトロール 関越道 上下線/市道1532号線(所沢営業所)



ブリーフィング内容



◇一年前の重大事故の再周知
  絶対に忘れることなく、教訓として今後の再発防止に努めなくてはならない。
   →作業時における、目線の正対作業の徹底と監視員の完全配置。
   →逃げ場所を確保・イメージしてから、保安業務や作業を行うこと。

◇事故周知と車両バック規定・イニシアチブ誘導の再教育
  直近事故の周知。
   →誘導員の配置とイニシアチブ誘導の徹底。

◇荷台空っぽ運動
  →不要資材は作業スペースを狭め、つまずきによる転倒・転落や資材の落下・飛散のリスクがある。
   →日々行うことで、資材数量の再確認、資材の不足や忘れ防止、荷台作業スペースの
       最大限確保などのメリット。
   →新人隊員は積極的に数量の洗い出しを行うことで、規制図を読むスキルが養われる。
      (ベテラン・内勤で必ずフォロー)

◇熱中症対策
  気温が上がり、暑い日が増えてきたが体が暑さに慣れるまでは特に注意が必要である。
   →営業所で用意している熱中症対策キットを必ず持ち出しする事。
   →ジャグで冷えた水を用意(コロナ感染のリスクを考慮し、飲料用としての使用は不可)し、
       顔や手洗い用として使用すること

◇立哨について
  テーパー監視員はルール上明記されてはいないが、高速道路で仕事をさせて頂いているプロとして、
  テーパー監視や規制内巡回を軽んじてはいけない。
   →プロとしての自覚を持ち、テーパー監視員の配置と規制内巡回をしっかりと行う。 
     
所感

バック事故が継続的に起きてしまっている現状に、
すべての隊員が危機感を持ち真剣に受け止めてもらう為に、稼働するすべての現場に対して送り出し教育を実施。
事故を他人事に感じ、時間が経つと忘れてしまうことで同様の事故や類似事故が起きてしまう。
なぜルール・対策防止策があるのかを理解させ、危機感や意識を持たせ続けるために、継続しての周知や再教育を
していかなければならないと強く感じます。
また、伝える側の人間が熱量を失えば、隊員たちには届かなくなってしまう。
今回は、どれだけの危機感を持ち周知・教育を行っているを、より伝え感じてもらう為に
原田支社長に同行して頂き、時間の許す限り現場に足を運び周知並びに教育を行いました。
内勤者がどれだけ真剣に取り組み、どれだけの熱量を持って周知して行けるかが重要になりますので、
引き続きしっかりと指導教育していきます。



原田支社長総評
 皆さんに事故を起こしてほしくない事をしっかりと理解させ、
 押し付けるのではなく内勤が先頭に立って実戦しないとやはり隊員さんたちはついてこない事を実感。
 私たちも現場に足を運び言葉だけでの指示にならないように注意致します。
 内勤の実態も隊員にオープンにし一緒に働いている環境を見せれるように努力します。

パトロール実施者:北関東支社 原田支社長
山本チーフ
所沢営業所 藤本チーフ
日時:2022年05月25日 06:30~
天候:天気 晴 気温 20 ℃ 湿度 65 %
教育対象者:31 名
(システム推進室 安富)