送り出しパト (八王子多摩営業所)



ブリーフィング内容



<バック事故周知>
プロのドライバーさんでも前進と後進の割合は限りなく後進している時間は圧倒的に短い。
それなのにも関わらず事故種類別にみるとバック事故が一番多い理由とバック事故確率の高さを再説明。
一般のプロドライバーさんよりも後進時間は当社は多いからこそ今一度バック事故には細心の注意を
しなくてはならない。
他人を声や合図だけでコントロールすることは簡単ではなく、隊長などは考えながら運転をするので
更に動作が遅れる可能性が高い。
普段から車両止めを使用して停車する人は事故が起こりやすいともいえる
(物理的挙動で停車を認識する傾向が高い)
我々が動かしているものは1tをゆうに超える鉄の塊であって、人が接触して無事では済まず、
最悪な場合死亡事故も起こりえる。

<資材2割増し周知>
必要資材を100%とし、破損や+αの為に20%の予備資材を積載して現場に向かうよう周知しました。
不要資材の積載は量にもよりますが、増重量による制動距離の増加や荷台作業スペースの狭小、
転倒や落下防止、飛散リスクを説明。
規制設置後の車載(標識車)などのテーパー車荷台を写真撮影し、
専用インサークルにUPを指示しました。

荷下ろしと積載を行うことで必要資材の再確認と忘れ物防止を含む様々なメリットがあることを説明。
若干非協力的意見もありましたが、荷台に資材がたくさん残っていること、綺麗に片づけて
広々している荷台とどっちが安全かの2択では、全員がすっきり荷台を選択。
そこから説明を加え、周知と教育を行いました

<熱中症対策グッズ携行確認>
晴の日は暑くなる日が増えてきて、気温も上昇傾向にある。とくに舗装現場では周囲の気温は
更に上がる為、油断は禁物。
改めて熱中症グッズの携行確認と、+αでのクーラーBOXで冷えた経口補水液の持ち出しを
指示致しました。
仲間の顔色なども気にかけながら、体調確認や会話をして相互確認しあうよう教育しました

所感

バック事故がなくならないことを再説明し、
他人事ではなく自分の身に置き換えて真剣に受け止めることが重要と感じます。
自分で事故を起こしてしまったことのように意識をもたなくてはならず、その熱をそのまま伝えるには、
再教育、再々教育、再々々教育と、言い続けることが重要なことだと感じます。
事前打ち合わせ、死角のフォロー、低速厳守、余裕をもって停車合図、
可能な限りイニシアチブ誘導の徹底を再教育しました
資材2割増し周知では若干非協力的意見もありましたが、荷台に資材がたくさん残っていること、
綺麗に片づけて広々している荷台とどっちが安全かの2択では、全員がすっきり荷台を選択。
そこから説明を加え、周知と教育を行いました。
熱中症では最近暑くなってきたことを隊員本人たちが感じてきており、
経口補水液の追加購入で喜んで持っていく風景も確認できましたので、
仲間の顔色なども気にかけながら、体調確認や会話をして相互確認しあうよう教育しました。

パトロール実施者:八王子多摩営業所 貴島所長代理 
日時:2022年05月19日 14:00~
天候:天気 晴 気温 21 ℃ 湿度 68 %
教育対象者:49 名
(システム推進室 安富)