安全パト 中央自動車道 上り線 走行車線規制(八王子多摩営業所)


ブリーフィング内容


隊長を中心にブリーフィング
・配車と役割について
・今回の規制が初めてとなる隊員に作業方法の説明
・待機場所と作業について


チーフより
・上流側の規制の関係で通常の規制場所と異なること配置も路肩ではなくBS内のゼブラであることを周知
・2.5KP規制の経験がある隊員は2.7KPからの規制となるので間違えないように指示
 特に標識に関してはサポートが高い位置にあること路肩が無く直すのも大変なので
 固定や確認を確実に行うように教育
・高井戸部分は設置直後に迷う車両が多いので、設置後は注意すること
・ランプ部の上空作業があるため赤信号中は手前で止めることになるが、無理に身体で停めようとしない事
 ランプは下り坂でスピードが出やすく、逃げ場の想定を忘れずに行うように指導

所感

追上に伴い設置パトロールを実施。
昨年の2.5KPに続き、今年も新協議となる2.7KPからの規制となります。


ブリーフィングではまだ経験のない隊員もいるため、設置方法に関しての説明を入念に行っていました。
先頭固定による規制作業に関しては全員が理解していたこともあり、適切な速度で行えていたと思います。
指摘事項としては供用車線側で作業している場面も見られたので、先頭固定中であったとしても
注意するように設置完了後伝えました。
並行部の設置においては荷台も余裕を持って作業の出来る速度で行えており良かったと思います。
高井戸出口部分まで設置を行い、ペースカーを待って中間テーパーの設置。
作業に十分な離隔を取れて安全に作業は出来ていましたが、斜めの横断を行っていたので最短距離である
直角での横断を行うように現場で指導をしました。
ランプ部は台車を使用して行えていましたが、設置完了後の代車の扱いについて過去の事例から教育を
行いました。

設置完了後に流入誘導については作業箇所から入口の設定を行っていましたが、流入時のスペースが
狭かったので誤侵入したことも考えもっと上流側に入口を設けるように伝えました。
ランプ部はやはり通行車両のスピードが出ていることもあり、再度注意するように伝えました。
また直近の周知内容である適正資材についても資材表を活用するように再度教育・指導しました。
現場は作業車間が詰まっていたため、逃げ場を考えた保安位置の選定
集中工事前後を含めバック事故が多いので、特に余裕を持った停止位置を現場隊員さんに伝え
パトロールを終了しました。

直近の周知事項である適正資材については積み降ろしが少ない営業所でもあるので、まずは資材置き場の
確保から始め日々の教育の続けながら積み降ろしの文化を根付かせ、安全に荷台作業を行えるように
指導していきます。


是正点
・中間テーパー設置時斜めに横断している、規制外の横断は直角に最短距離で行うこと(動画)
 並行部をもう少し伸ばして横断するように指導
・流入時のスペース確保と入口と自社車両の距離が近いのでもっと余裕をもって入口を設定するように指導
・台車の保管方法について
・資材チェック表を活用し、適正資材で規制をかけられるように指導

パトロール実施者:中日本支社 小坂チーフ
日時:2022年05月17日 18:00~20:30
天候:天気 曇 気温 16 ℃ 湿度 96 %
教育対象者:11 名
(システム推進室 安富)