中央自動車道 上り線 登坂規制・走行車線規制(八王子多摩営業所)
■ブリーフィング内容
❐登坂規制班
〇BF
・役割と配車の説明
・500標識は狭いので、車載は橋梁部の手前で待つ
〇KYK
規制及び保安中の一般車との接触
➤ 監視員の役割を確実に行い、逃げ場の想定をしておく
過去に事故事例のある場所でもあるので一般車の動向に注意
❐走行車線規制班
〇BF
・配車と役割を隊長から説明
・大月オンテーパーは300mとなるため、
ランプ路肩横断後2枚ほど上流に矢板を設置
〇KYK
ランプ横断時の一般車との接触
➤ 誘導員の合図で素早く横断を行う
■所感
二班体制となり、3H『初めて・久しぶり』に該当するためパトロールを行いました。
❐登坂規制班
勝沼~笹子TN間での登り坂での規制となります。
隊長の経験があり、ブリーフィングや現場で指示もしっかりと出している印象です。
過去に事故にあった場所、直近での事故から逃げ場の想定を
しっかりとするように指示出来ており良かった。
資材チェックシートは借用資機材がベースになるため、今後改良していきます。
隊長から今後の資機材の数量が気になると言われたため、確認を約束しました。
翌日からは走行車線規制となるため、注意点等チーフから指示し現場から離脱しました。
〇良点
・ブリーフィングや現場での指示がしっかりと行えている。
・事故事例からKYKや注意点を周知出来ている。
❐走行車線規制班
規制内に流入後、テーパー部から前進しながらパトロールを実施。
テーパー~オンテーパーまではRがきつく、資材が倒れる危険性が高い場所です。
巡回を定期的に行い、規制の保守に努めており良かったと思います。
大月ICオンランプは特殊ですが、手引き通り300mのオンテーパーが設置出来ていました。
規制内を前進し作業箇所へ向かい、保安箇所を巡視。
トンネル内での配線を行っているため、作業車の間隔は狭くなっていました。
またトンネル内はカーブとなっている部分もあるため、
車線際に立たずに一般車から見えやすい路肩側に立つことも考慮するように指導。
今期から隊長をやり始めていますが、規制の保守も出来ている点は良かったです。
規制も初めての場所ではなかったこともありますが、手引き通りの規制でした。
隊長は二級試験も控えていますので、合間に勉強しながら合格を目指してもらいたいと思います。
八多摩営業所は新規の隊長も増えてきたので、八王子・大月管内ルール等を教育していきます。
〇良点
・巡回をしっかりと行い、規制保守を実施出来ている
・特殊なオンテーパーだが、手引き通りに規制かけている
二班とも旗を荷台に置いてあったので、飛散しやすいものであると教育しました。
経験3年以下の隊員は知らないルールも多いと思うので、
パトロールの際は隅々まで目を光らせ現場で指導教育し災害防止に努めます。
パトロール実施者:中日本支社 小坂チーフ
日時:2021年 5月 31日 12:30~15:00
当日の天候:晴 23度
教育対象者:8名
(システム課 黒野)