中央自動車道 上り線 追越車線規制(諏訪営業所)

■危険予知活動

 ○規制設置時
 ・標識部、本線横断5か所有り →300m車間距離をとる、合図方法の確認と共有

 ・JCT合流部 ゼブラから路肩へ車両横断する際、一般車との接触に要注意

 ・テーパー部 路肩から追越車線へ渡る際、線形が悪い為要注意
 

 ○保安時
 ・誤侵入してきた一般車両が工事車両に追突する恐れがある為、
  一般車に対する意識を高く持ち、分かりやすい誘導を行う。

 ・高所作業車のバケットがレーンマーク(センターライン)を越えないよう監視する。
  →越えそうなときな時は笛でオペレーターに合図する。

 ・工事車両の入れ替えが多い為、周囲や逃げ場の確認を怠らない。





■所感

<現場概要> 
◇中央道花岡トンネルの補修工事になります。
・標識部が上りの岡谷JCT合流部に跨がり、きつめの右カーブの為、線形が悪い。 
 

<良かった点>
・全車両停車時4点セットよし。
・急な雨にも対応できるよう、漏電防止措置がなされていた。
・全員が”逃げ場”を意識した保安が出来ていた。


<総評>
この班は、隊員一人ひとりの姿勢や、規制の設置状況から、
安全で丁寧な作業を行っているという空気感を感じました。
ブリーフィング時に危険な場所だということをしっかり共有していることが、
安全意識の向上につながっているのだと思います。

隊長は説明も教えるのも上手で、新人が無理なく成長してくれるため、
その面でも非常に助かっており、信頼がもてます。
ただ、隊長自身が高齢なため、あまり負担をかけすぎないよう、
手配の面でもフォローしていきたいと思います。



パトロール実施者:諏訪営業所 赤羽職員
日時:2021年 5月 28日 10:45~12:15
当日の天候:晴 20度
教育対象者:7名
(システム課 黒野)