中央自動車道 上り線 第一・第二走行車線規制(八王子多摩営業所)



■ブリーフィング内容

【所長代理よりブリーフィング前に作業手順書の変更を隊員へ周知】
・ステップを使用しての荷台の昇降やステップへの滑り止めの設置
・ガードレールは足場にせず、跨いでから可変式速度標識のステップを昇降する
・暗幕をもっての昇降は不安定なため複数人で行い、登った後に暗幕を手渡す
・手順書通りに出来ない場合はお客様への報連相の徹底

他にも細かい部分もありましたが、大きく分けてこの四点の周知を行いました。


【ブリーフィング】
・隊長より規制時の役割や配車の説明。
 各隊員からも不明点を無くすように質問もあり良かった。
・ステップを使えるように車載車の積み替えの指示。

【チーフより】
・お客様より頂いているヒヤリハットシートを終礼時に活用していくように。
・作業方法が変わるので、隊員同士で注意をし合いながら作業するように指示。


【KYK】
作業中の怪我等
➤ 手順書通りの作業方法の遵守
  報連相をしっかりと行う






■所感


業務支援部に同行して頂き、送り出し及び各ステップへの滑り止めの設置パトを実施。
前日が雨で中止になり、手順変更後初めての本線規制となります。

営業所でのブリーフィング前に手順変更を所長代理より周知。
周知後に隊長が中心となりブリーフィングを開始。
隊員からも隊長に質問をして不明点を無くすようにしていたと思います。

八王子保全で車載車の滑り止めやトイレカーのステップの配置を業務支援部と確認しました。
両側のステップへの滑り止めの配置、荷台に上らずにステップを取れる配置になっていました。
お客様から標識車バックの受け取り、朝礼で打ち合わせや確認を行いました。
点検時に標識車の発電機の故障もありましたが、お客様に連絡し車両の変更をしてもらいました。
準備で発電機のオイル確認も行っていた点は良かったです。

朝礼終了後規制に出発し、テーパー部の設置完了後に流入。
延伸設置も後方から見ましたが、軽いコーンに変わってから何本か倒れることが見られました。
運転手が気付かないこともあるので、倒れても設置を続けるように指示をしました。
可変式速度標識部分に到着し、設置方法や滑り止めの設置を確認。
滑り止めを設置し、手順通りに暗幕の設置を行っていました。
設置を確認し規制より離脱、パトロールを終了しました。


〇良点
・ブリーフィング時は隊員から隊長への質問があり、不明点を無くすように努めている。
・使用前の点検をしっかりと行えている。



【総評】

今回の事案で隊員の適材適所が重要であることを再認識した。
各隊員の質や個性も踏まえ、規制作業から保安作業に至るまで
役割等に気を配る役目として隊長業務は責任のある仕事である。
状況によっては役割やその場での指示により、
各隊員の運命が左右されることもあり、時には命を預かる立場であるため、
会社として隊長教育は最重要項目として更なる強化が必要であると改めて感じた。
八多摩営業所は新人隊員に対しての訓練や教育は手厚くなってきています。
しかし隊長や中堅に対しての教育は不足していると感じられます。
新規隊長を増やすためにも、内勤と協力し隊員への教育を実施してまいります。






パトロール実施者:業務支援部 飛内
中日本支社 小坂
日時:2021年 1月 29日 16:30~22:00
当日の天候:晴 2度
教育対象者:9名
(システム課 黒野)